【モノブライト出口博之の特撮自由帳(7)】

語ろう“スーパー戦隊”! 「大事なことは全てスーパー戦隊から教わった」ゲスト・宮島咲良×出口博之スペシャル対談!!

■1話目から“地球を守る目”をしていた『ジュウオウジャー』!

宮島 ちなみに、男性から見て女性キャラって、足手まといだなって思うものですか?

出口 う~ん……でもすごく弱く描かれることってあまりなくない? 影が薄いときはあるけど。逆に『ジェットマン』の香とかはもともと財閥のお嬢様で、戦ったこともないのに、『ジェットマン』になったときは率先して特訓しているし、ものすごく努力するし、芯が強さを感じられたり、印象に残っていることが多いかな。あと、『ゴーグルファイブ』の桃園ミキがめちゃくちゃ可愛いとか。

宮島 可愛いですよね、すごくきれいだし! もちろん歴代の方はみんな、個性的で可愛いんですけど。

出口 今の『動物戦隊ジュウオウジャー』(16年~)に出ている方たちもいいよね、これまでの戦隊のいいとこ取りみたいになっていて。女性メンバーも気の強いキャラも、ふわっとしたキャラもいて。

宮島 ああ、バランスがいいですよね。ちなみにレッド役の中尾(暢樹)くんはうちの事務所なんですよ。

出口 ああ、それはもっと押さないと(笑)。

宮島 中尾くんに初めて会ったのはプレミア発表会のときだったんですけど、その時はまだ「次のレッドか~なるほど。滑舌いいなぁ、良し良し」なんて思ったぐらいだったんです。でも1話目を見たら、中尾くんが初回からちゃんと“地球を守る目”をしているなと思って。

一同笑

出口 さて最後のお題なんだけども、宮島さんは、戦隊で教えられたこと、覚えたことで、今でも役に立っていることとかあったりします? もちろん一番は「好きだ! 好きだ!」といい続けてきて、劇中歌を歌うようにまでなったのは、その一つだと思うんけど。

宮島 私は一人っ子で、友だちもそれほど多くないほうで、皆とワイワイやるよりも、家で一人で本をずっと読んでいるような子で。だから、戦隊からチームで一つの目標に向かっていく、チームの誰かに何かがあったときは必ず皆で助けるといったことの大事さを教わりましたね。また、大人になって仕事をするようになると、支えてくれる人、たくさんの応援があってこそということが分かってきたんです。そこで感謝の気持ちを持てたのは、『ゴレンジャー』、スーパー戦隊を見てきたからこそだと思っていますす。

 だから基本的にはこれからの人生、全てもう“恩返し”しかない人生だと思っています。おこがましいかもしれませんけど、お世話になってきた人たち一人一人に、目に見える形でもって恩返ししてきたい。こういう思い、気持ちは、多分以前からあったんだと思うんですけど、それをこうやって口に出来るようになったのが、スーパー戦隊を見返したおかげですね、恥ずかしくないですもん、気持ちを周囲に伝えることが。……あれ、何か質問と違っていますかね?

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