主人公2人のメインビジュアルが明らかに! あの人の乱入も!? 舞台『デルフィニア戦記』第一章、製作発表レポート!!

1611_delfinian.jpg(左から)細貝圭、佃井皆美、蕨野友也、山本亨

 24日、大人気ファンタジー小説『デルフィニア戦記』(中央公論新社)のコンサート「デルフィニア音楽祭」がヤマハホールにて開催され、来年1月に上演される舞台のメインキャストも登場。公開製作発表が行われ、主人公2人のメインビジュアルが明らかとなった。

 原作は、ライトノベル作家・茅田砂胡の大ヒット小説『デルフィニア戦記』シリーズ。ある陰謀によって王位を追われ、命を狙われる立場となったデルフィニアの若き国王・ウォルと、謎の少女・リィを中心に、王位の奪還、隣国との争い、謎の暗殺集団(ファロット)との戦いを描いた長編冒険ファンタジー。

 1993年に第1作『放浪の戦士』が発表され、シリーズ全18巻は、累計320万部を突破。さらに、画集やドラマCDの発売、朗読劇の上演、さらに2014年からは、オーケストラ演奏で作品世界を楽しむ「デルフィニア音楽祭」が毎年開催されるなど、多岐にわたるメディアミックス展開がなされ、その壮大な物語世界は今でも絶大な人気を誇る。

 そして今年9月には、シリーズ初となる舞台「『デルフィニア戦記』第一章」の上演が発表。文庫版第1巻から4巻までの「放浪の戦士」のエピソードが描かれる。出演者は、ウォル役に『仮面ライダードライブ』の敵幹部・ハート役で好評を博した蕨野友也、リィ役に『仮面ライダー鎧武/ガイム』(ともにテレビ朝日系)にて、仮面ライダーマリカ/湊耀子役を演じた佃井皆美のほか、細貝圭、山口大地、林剛史、須藤公一、綾那、三田村賢二、大原康裕、大沢逸美、小林勝也、山本亨といったキャストが顔を揃えた。

 今回行われた制作発表は「デルフィニア音楽祭」と合わせて行われ、客席でファンが見守る中、佃井、細貝、山本の4名が登壇。出演にあたっての思いや、それぞれの役柄、本作の見どころについてトークが繰り広げられた。

 主人公のウォルを演じる蕨野は、マネージャーから、「ウォルは蕨野さんにしかできない!!」と言われ、原作を読み進めるうちに、頭の片隅でウォルを意識するようになったという。“何かに対して信念を貫き通す”というウォルになぞらえ、「僕自身もぶれずに、本番まで、追えるところまで貫いてこそ、やっとウォルになれたんじゃないかなと思える瞬間が来ると思います。それまでは、ウォルと一緒に稽古に励んでいきたいと思います」と意気込みを語った。

 そして、もう一人の主人公・リィを演じる佃井は、原作の大ファンで、3年前くらいに読んだときに、『この役をやりたい!』と思っていたと告白。「『運命だな! こんなことあるんだな!』と思いました。でも、決まってから急に不安が出てきちゃって。原作ファンとしては、配役が発表されて私みたいな人だったら、『それはちょっと……』って思うんじゃないかって(笑)。これからしっかり、リィに近づけるように頑張っていかなきゃなと思っています」と、役者として、そして一ファンとしての複雑な胸の内を明かしていた。

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