あなたの知らない美少女マスクの世界――「不気味の谷」と向き合い緻密に作られるマスクたち

――秋葉原の話題を中心としたWEBニュースサイト「1UP情報局」がお送りするアキバ系ニュースをお届けします。

 美少女を再現した着ぐるみ的マスク、通称“美少女マスク”。コスプレ文化が世間に浸透するなか、美少女マスクを着用したコスプレイヤーも徐々に増えている。1UP情報局では、以前「注目が集まりつつある美少女マスク系コスプレ」として紹介した。今回は、東京・浅草橋で美少女系コスプレマスク制作・販売を行っている「むにむに製作所」の協力のもと、商品ができるまでの流れを紹介していく。

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■マスクができるまで

 むにむに製作所でマスクの制作を担当するのは、大学から制作に着手し、フィギュア造形の会社で知識と経験を積んだ西川さん。

 マスクを新規で制作する場合、まずは社内で方向性を決め、約1~2週間かけて硬化しない特殊な粘土で第一原型を作る。その後、ブラッシュアップを繰り返し、シリコンで型取り。普通の業者であれば、そのまま型にFRP(繊維強化プラスチック)を流し込んで制作するが、むにむに製作所では“量産のための金型”を中国の業者に依頼。ソフビ素材を使用したマスは、スムーズに行けば2~3週間ほどで完成する。つまり、すべての工程を合わせて1ヶ月ほどで新規マスクが出来上がるわけだ。

DSC_3753_02.jpg▲最初に制作する粘土のマスク。この状態から、試行錯誤が始まる。

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