「米国人がどう思おうがいいじゃねぇか!」アジアで4冠を達成した『君の名は。』がアメリカで酷評され激励の声続出!

 ちなみに「アカデミー賞 長編アニメ映画賞」における、近年のの日本アニメの成績を見ると、2016年に『思い出のマーニー』が最終候補5作品にノミネートされるもディズニー・ピクサー作品の『インサイド・ヘッド』に敗れている。15年には『かぐや姫の物語』がノミネートされ、ディズニー作品『ベイマックス』に敗退、2014年は『風立ちぬ』がディズニー作品『アナと雪の女王』に敗れている。06年にも『ハウルの動く城』がノミネートするものの、ドリームワークスの『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』が受賞。

 しかし2003年まで遡れば、『千と千尋の神隠し』が『リロ・アンド・スティッチ』や『アイス・エイジ』などをおさえて受賞している。過去15年間で、日本アニメのノミネートは5回、そのうち受賞が1回。ノミネートしたのは全てジブリ作品だ。

 こうして見るとオスカーではディズニー作品が圧倒的に強いことがわかる。ただ、日本国内を見れば、歴代の興行収入で『君の名は。』よりも上に位置する米国アニメといえば、もはや『アナと雪の女王』のみ。

 日本でディズニー作品が、常に無双しているというわけでもないことを考えると、『君の名は。』がアカデミー賞の最終候補作品に入らなかったとしても、アニメ文化の違いということで、特に気にする必要はないかもしれない。アジア圏で同作が結果を残しているということは、日本アニメへの理解がある程度ある国にはすごく受け入れやすいというなのだろう。

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