茨城県・大洗町だけじゃない!? 『君の名は。』飛騨市、『聲の形』大垣市が“聖地”として盛況! 香川や呉も続け!!

 一方、9日には「朝日新聞デジタル」が、10月からTVアニメの放送が開始された『うどんの国の金色毛鞠』もピックアップ。原作者・篠丸のどかや主演の中村悠一が香川県出身であることを紹介しつつ、作品内容を解説。そして、県や県観光協会がマップを作成したり、ホームページに「のどかとポコのうどん県紀行」を開設したことなど、地元の取り組みを紹介している。

 個人的には、今月12日に公開を迎える劇場アニメ『この世界の片隅に』の舞台、広島県呉市も気になるところ。『この世界の片隅に』は、昭和19~20年の広島市や呉市の様子を精緻に描いてるだけに、現代の呉を眺めていても見覚えのある風景を見つけられるだろうし、逆に違いを探すのも楽しいだろう。

 呉市は『艦隊これくしょん-艦これ-』の聖地としても有名だし、「大和ミュージアム」もあるし、アニメ『たまゆら』シリーズの舞台、竹原市にも1時間ぐらいで移動できる。『この世界の片隅に』の前評判は非常に高いだけに、今後さらにアニメファンでにぎわうのではないかと思う。

 13日には恒例の「あんこう祭り」開催、活況を呈している『ガールズ&パンツァー』と茨城県大洗町のように、皆が皆、聖地として大成功となるわけではない。良かれと思いPR活動を行ってみたものの、地元の理解が得られなかったり、肝心のアニメがイマイチだったりで、“聖地化”に失敗してしまう作品と自治体も存在する。

 だが、今話題となっている“聖地”は、もともと観光地や名物、それに宿泊施設や土産処なども多かったり、観光地としてもともとポテンシャルが高いところばかり。魅力ある作品と土地が揃っていれば、アニメファンはきっと足を運ぶことだろう。今後、さらに魅力的な聖地が生まれることに期待したい。

うどんの国の金色毛鞠 8巻

うどんの国の金色毛鞠 8巻

中村悠一が幼児を育てるキャラを演じるアニメは名作

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