『聲の形』大今良時の新作、処女を見極めるエロい魔法、桜井日奈子グラビア、読み応え抜群の「マガジン」一冊レビュー!!

1611_magazine.jpg『マガメガ』公式サイトより。

 11月9日に発売された「週刊少年マガジン50号」(講談社、以下「マガジン」)。今週号は特に注目ポイントが目白押しだったので、一冊まるごとざっくりとレビュー&ご紹介。

 まず何と言っても注目すべきは『聲の形』の作者・大今良時の新連載『不滅のあなたへ』だ。現在公開中の劇場アニメ『聲の形』は、興行収入が21億円突破と絶好調。作品の舞台となった岐阜県大垣市はさっそく“聖地”となり、奥の細道むすびの地記念館ではパネル展も開催中。そこにはヒロインの西宮硝子が持っている筆談用ノートをモチーフにした“足跡ノート”なるものが設置され、たくさんのファンが思い思いの言葉を書き連ねているほど。

 大注目の中、連載開始となった大今の新作だが、ジャンルはファンタジー。『聲の形』では、リアルな心情表現や人間関係を描いたことが話題になったが、ガラリとテイストを変えてきた。だが本誌に掲載されている大今と大物漫画家・濱内シゲノリ(ロバートの秋山)との対談によると、今回の新連載案は小学生の頃から温めてきたという。内容は、一面雪の土地に一人で住んでいる少年の元に、一頭のオオカミがやってきて、一緒に暮らし始める。少年はオオカミと心を通わせていくようになるが……といったもの。

 ファンタジーとはいえ、相変わらずの心情表現は「やばい、一話からこんなに泣かされるとは」「コマ一つ一つが何故? 何があった? と想像を掻き立てられる」「またどの作家とも競合しなさそうな独特な作品や」とさっそくファンを虜にしている。これは今後の展開も楽しみだ。

 また、先週に引き続き今週も『FAIRY TAIL』がエロかった。ラーケイドの「楯つく者全てに快楽を与える魔法」を受けると、大人は喘いで倒れてしまうのに対し、子供には効かないことから、ネットでは「非処女と非童貞」にだけ効く魔法と話題に。キャラの性経験を判別できると好評だったが、今週はカグラが標的にされ喘ぐことになった。なお、カグラが受けた魔法は性経験に関係なく食らうほうの魔法っぽいので、非処女とは確定していないが……。

 そして最後の「マガジン」注目ポイントは桜井日奈子のグラビア。桜井が“子供”なのか“大人”なのかを判別する、というテーマのもと、カワイイ表情とセクシーな表情の対比が見ごたえあるページに仕上がった。印刷部数が100万部を切ったと、暗いニュースで話題になってしまった「マガジン」だが、今週号は多くの見どころでネットでも話題となっているようなので、早めにチェックしておこう。

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