『この世界の片隅に』主演・のん、広島弁の演技を現地でホメられて「少し安心しました」

1611_non01.jpg左からコトリンゴ、のん、片渕須直監督

 女優の“のん”が8日、都内で行われた映画『この世界の片隅に』のライブ付きプレミア試写会舞台あいさつに、本作のメガホンをとった片渕須直監督、音楽・主題歌を担当したコトリンゴと出席した。

 本作の主演声優を務めているのんは、キャンペーンのため本作の舞台となった広島県呉市を訪れたことを振り返り、地元の人から広島弁の演技をホメられたと紹介。「少し安心しました」と笑顔を見せた。

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 昭和19~20年の戦時下の広島市と呉市を舞台にした本作で、ヒロイン・すずの声を担当しているのん。すずの故郷、呉を訪れた感想を問われると、「すごく坂がたくさんあって、ものすごく急な坂を上り下りしながら呉を体験して来ました。すずさんは、すごく足腰の強い人なんだなって想像できたりして、すごく楽しかった」とコメント。現地の人との交流も楽しんだようで、「みなさん優しくて……。中にはもう試写で映画を見た人もいて、『方言が自然だ』って言ってくれて、少し安心しました」とホッとした表情を見せた。

 イベントでは本作のメガホンをとった片渕須直監督、音楽を担当したコトリンゴも出席。そのコトリンゴが壇上で本作のオープニングテーマ曲「悲しくてやりきれない」と「たんぽぽ」の特別メドレーを披露すると、のんもじっと聴き入り、歌が終わると感無量の表情。「声が聞こえたとたん、心臓をぎゅっとつかまれた感じがしました。すごかった」と絶賛した。

 本作についても改めて「普通に生活をするとか、生きるということが幸せなんだなと気づかされる映画。生きるという言葉がとても力強くて、どんなことがあっても生きるという日が巡ってくるその大切さ、それを強く感じる映画」とアピールしたのん。コトリンゴも「またすずさんに会いたくなるような不思議な映画でした」と本作について話していた。
(取材・文=名鹿祥史)

■『この世界の片隅に』公式サイト
http://konosekai.jp/

11月12日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開

この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック

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片渕監督ロングインタビューを、近々掲載予定!お楽しみに!!

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