まさかの“バンナムのキャラゲー”ディス!? ゲーム発売を控える『斉木楠雄のΨ難』、メタネタが炸裂!

――発行部数約230万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

161107jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年49号の表紙&巻頭カラーは、先週に引き続き『ブラッククローバー』。なお、前号と今号の表紙は主人公・アスタの成長がわかる「クロノジカル仕様」となっている。見比べてみると、アスタの持つ剣が変わっていたりするので、チェックしてみては。

 今週の「ジャンプ」の掲載順位は『ブラッククローバー』以下、『ハイキュー!!』『ONE PIECE』『火ノ丸相撲』『歪のアマルガム』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』40周年トリビュート企画「みんなのこち亀」……と続く。第4弾となる「みんなのこち亀」には、古味直志の『ニセコイ』が16年36・37号ぶりに登場。連載を終えた両さんの身にまさかすぎる災難が降りかかる内容となっている。

「ジャンプ」で今週話題になっているニュースといえば、『こち亀』の最終話が掲載された16年42号の重版決定。「ジャンプ」が重版されるのは1968年の創刊以降、史上初の出来事。増刊「こち亀ジャンプ」とセットにし、『こち亀 爆売れ御礼!! 両さん特別アニバーサリーパックとして12月31日に発売されるという。いずれも『こち亀』が最終回を迎えたことで、一部では入手困難となっていたもの。異例の重版は、『こち亀』が国民的人気マンガであることを改めて感じさせられる。

 そんな今週の「ジャンプ」で今回注目したいのは、麻生周一の『斉木楠雄のΨ難』。同作と言えば、11月10日にバンダイナムコエンターテインメントからニンテンドー3DS専用『斉木楠雄のΨ難 史上Ψ大のΨ難!?』が発売される予定なのだが、今号では壮大な“ステママンガ”を展開。その内容は、捨間(ステマ)太郎という小学生が突如現れた化物に今回のゲームを無理やり渡され、仕方なくプレイしてみる、というもの……。

『斉木楠雄のΨ難』と言えばメタ発言でおなじみだが、今回もメタネタが炸裂。少年が「バンナムのよくあるキャラゲーだろうし…」と仕方なくゲームを始めると、化物が「今なんつった?」とブチ切れ。「言っただろ『バンナムのキャラゲーは大体…』のその先だよ… もういっぺん言ってみろ」「でも大丈夫さぁ これ“は”面白いからぁ~」と発言。

 化物も作中で「集英社とバンナムはズブズブの関係」と言っていたように、バンナムからは『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』をはじめ、『NARUTO』『銀魂』『暗殺教室』『黒子のバスケ』といった「ジャンプ」作品のタイトルが数多く発売されている。ここでの深い言及は避けるが、バンナムのキャラクターゲーム、いわゆる“キャラゲー”はネット上でその出来がたびたび「悪い」「クソゲー」なんて言われることがしばしば……。

 なお、この失言(?)については、ゲーム画面上に登場した斉木楠雄が「色々不適切な言動がありましたが 全て登場人物の思想であり 作者はバンダイナムコエンターテインメントさんが大好きです」と頭を下げ、作者の麻生も巻末でのコメントで「バンダイナムコエンターテインメント様すみませんでした!」と謝罪している。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。)

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