ハロウィンでリコ(声:堀江由衣)が黒猫コス!“TV版”キュアモフルンも!【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】

1611_mp39.jpg朝日放送『魔法つかいプリキュア!』公式サイトより

『魔法つかいプリキュア!』(以下『まほプリ』/テレビ朝日系)をオタク目線で毎週追っかけてお伝えする、【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】。10月30日放送の第39話「今日はハロウィン! み~んな笑顔になぁれ!」は、魔法学校の生徒や職員たちがナシマホウ界の街のハロウィンに参加。コスプレなども披露し、キャラクターたちの魅力が存分に引き出された1話となった。

 来週11月6日は全日本大学駅伝の中継のため放送がお休みということもあってか総作画監督の爲我井克美さんが作画監督担当で、青山充さんも原画スタッフに入ったりと気合がみなぎる第39話。街の背景、みらいのお母さんやおばあちゃん、津成木第一中学校のキャラクターたちの仮装もしっかり可愛く描き込まれており、こんな楽しげなハロウィンなら参加してみてぇ! と中年男も思わず無邪気に思ってしまう出来栄え。

 そんな中、魔法学校の生徒たちに魔法を使わないようにと口すっぱく注意するリコ(声:堀江由衣)だったが、ことは(声:早見沙織)は「魔法はこっそり楽しく使おうね」と、使う気マンマン。しかも、モフルン(声:齋藤彩夏)までもが「みらいみたいにプリキュアになってみたいモフ」などと言い出してみる。

 現在公開中の映画でなってるだろ、とツッコミを入れる間もなく、ことはが「なれるよ!」と、魔法を使って映画とはまた違った“TV版”キュアモフルンにドレスアップ。ことはの魔法の余波でみらいはモフルン、リコは黒猫っぽい感じのコスプレに変身。あらかわいい! にしても、リコが黒猫とは、堀江さんのオフィシャルファンクラブ『黒ネコ同盟』にかけてだったりして……。

 さて、津成木第一中学校の生徒たちはクレープ屋台の模擬店を出しており、みらいたちとジュン(声:金田アキ)、ケイ(声:吉岡麻耶)、エミリー(声:橋本ちなみ)もお手伝い。魔法を使わなくてもできることがあると学ぶ3人に対して、ことはだけはフリーダムに魔法を使いまくり、1人でさまざまなコスプレを披露と、まったく懲りてない様子を見せつける。

 一方、敵方ではシャーキンス(声:速水奨)とベニーギョ(声:井上喜久子)が、地上に驚異的な力を持った「あいつ」なる存在がプリキュアの持つ力に関係しているのではないかと意味深な会話が交わされる一幕も。封印されていた力も戻りつつあるというベニーギョは「プリキュアはさっさと潰すべき」と、ドンヨクバールをみらいたちにけしかけるのだが、あっさりと撃退するのだった。

 終盤には17話でみらいのおばあちゃんが、若い頃に出会った魔法学校の校長と、まるで『君の名は。』のような再会を果たすというシーンも挟まれ、しっとりとしたロマンスを店内。さらに、敵のスパイであるチクルン(声:ニーコ)がモフルンにほだされ、“寝返りフラグ”ポイントを加算するツンデレなシーンも描かれるなど、いろいろドラマが詰め込まれ、魔法界とナシマホウ界、2つの世界がさらに交わるとき何かが起こりそうな雰囲気も漂ってきた。

 リコの父親・リアンも再登場していたが、次回はナシマホウ界でのリコの誕生日(11月12日)回らしく、母親で料理研究家のリリアも初登場したり、姉のリズ(声:名塚佳織)も登場とリコ一家が集結するよう。そういえば、今回の映画版カット入り予告では、キュアモフルンがルビースタイルに変身していたような気がするけど、『ジュエルペット』のルビー役を演じた“中の人”がルビー変身する役を演じる日が来るとは、さすがスタッフさん、よく分かっていらっしゃるなー。
(文/ティエリア88)

ハロウィンでリコ(声:堀江由衣)が黒猫コス!“TV版”キュアモフルンも!【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!