『君の名は。』ついに1位陥落! 今週1位を獲得したのは10年ぶりの新作が話題のあの映画!【週末映画興行成績】

1611_eigadesuno.jpg映画『デスノート Light up the NEW world』公式サイトより。

 10月29日~10月30日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週1位を獲得したのは、『デスノート Light up the NEW world』。9週連続1位という破竹の勢いを見せていた『君の名は。』をついに打ち破り、堂々初登場での首位獲得となった。これには「デスノすごいな!」「君の名はついに陥落か……デスノ期待できるな!」と驚きと称賛の声が集まっている。ちなみに、「君の名をノートに書かれたのかな?」「どっちも名前を知りたがる物語だ」と、2作品のテーマに共通点を無理やり見いだしている人もいるようだ。

『デスノート Light up the NEW world』は、オープニング2日間で動員34万2,000人、興行収入4億5,900万円と好スタートを切っており、これは最終興行収入52億円を記録したシリーズ前作『デスノート the Last name』には及ばないものの、本編の劇場版としては10年ぶりの新作にも関わらず根強い人気をうかがわせる。実際に映画で描かれるのも前作から10年後の世界で、今回登場するデスノートはなんと6冊。この設定に公開前は「6冊って……ストーリーまとめられるのか?」「ハチャメチャにならないといいけど」と心配の声もあがっていた。

 映画を観た人からは「ずっと緊張感あって面白かった」「若手俳優の3人も良かったし、期待以上だった」と高く評価する声がある一方で、「登場人物がバカばっかり」「登場人物全員頭悪いし、特にLの馬鹿っぷりが半端じゃない」と批判の声も多く上がっているが、果たして次週以降、どんな成績を残すのだろうか。

 2位にはもちろん『君の名は。』がランクイン。『アナと雪の女王』が記録した10週連続1位には及ばなかったが、まだまだ勢いが止まることはなさそうだ。3位にはトム・ハンクス主演の『インフェルノ』が初登場。『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続くシリーズ第3弾とあって、シリーズファンからの支持は根強いよう。

 そして注目は初登場4位にランクインした『映画魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身! キュアモフルン!』。『プリキュア』劇場版シリーズもついに21作目を迎え、今作で描かれるのは主人公・朝日奈みらいが連れているクマのぬいぐるみ「モフルン」がプリキュアに変身するという驚きのストーリー。映画を観た人々からも「娘が喜んでいてよかった」「子どもがまた見たいってうるさい!」という感想から、「キュアモフルン最高でした。おっさんになると涙腺がゆるくなって困りますわ」「キュアモフルンかわいい……恋しそう」「仕事のあとに行ってきて癒されました」という絶賛の声まで、幅広過ぎる世代から支持を集めているようだ。

 5位にランクインしたのは朝井リョウ原作の『何者』。就職活動を通じて自分が「何者」なのかを模索する若者のリアルな姿、特にSNSに関しての描写は胸に突き刺さるようで「何者見てTwitterやめたくなった」「何者みてからツイッターロゴがトラウマになった」といった感想が、なぜかやめたいはずのTwitterに多数投稿されている。

 6位にランクインしたのは初登場の『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』。7位には先週2位の『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』がランクインしている。そして8位は内村光良が監督・脚本・主演を務める『金メダル男』、9位は『スター・トレック』新シリーズの3作目『スター・トレックBEYOND』。

 10位には『映画 聲の形』がランクイン。先週の8位からさらに順位を落としてしまったが、トップ10入りを果たした作品の中では公開館数が圧倒的に少ない121館での上映ながら、「すげーいい映画だった」「本当に泣ける」と充実の内容を武器に健闘を見せている。

『君の名は。』の牙城を崩した『デスノート Light up the NEW world』の成績がどこまで伸びるのかにも注目だが、今週末は食材たちが活躍する“大人向けの”コメディアニメ『ソーセージ・パーティー』など、くせ者ぞろいの公開スケジュール。来週のランキングからも目が離せない。

『君の名は。』ついに1位陥落! 今週1位を獲得したのは10年ぶりの新作が話題のあの映画!【週末映画興行成績】のページです。おたぽるは、映画その他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!