マガジン大台割れ&サンデー、改革実らずさらにダウン! 世知辛い“16年7~9月期 印刷部数”……

・コロコロコミック  79万0,000(80万6,667)
・月刊少年マガジン  48万5,267(50万4,600)
・ジャンプスクエア  24万6,667(25万3,333)

※()内の数字は16年4~6月期の数字。

 こちらも3誌とも数字が落ちている。ただ、コロコロコミックは13年に一時56万部まで発行部数を落としながらも、『妖怪ウォッチ』の大ブームで14年10~12月期には111万6,667 部と、大復活をとげた経歴がある。次なるブームの創生があるのか、注目したい。

 最後にゲーム・アニメ誌。このジャンルでは数字を公表している雑誌が少ないので、全誌を一挙に公開する。
・アニメディア   4万3,200(4万5,600)
・声優アニメディア 1万5,067(1万3,000)
・メガミマガジン  2万4,267(2万4,967)
・Vジャンプ    26万3,333(27万3,333)
・PASH!      2万5,033(4万1,600)
・アニメージュ   4万6,133(5万5,867)

※()内の数字は16年4~6月期の数字。

 数字を公開している6誌中5誌が数字を落とすという、胃が痛んでくるような数字となっている。特にアニメ誌がヤバイことになっているが、女性向け企画が多いアニメディア、PASH!、アニメージュの数字が激減の中、メガミマガジンは微減に止まっている。これは『おそ松さん』の放送終了が要因だろう。

 15年10~12月期はPASH!:2万7,000部、アニメージュ:3万9,934部、アニメディア:4万1,600部であった発行部数が、16年1~3月期ではPASH!:8万1,667部、アニメージュ:8万0,033部、アニメディア:6万2,333部。『おそ松さん』のおかげで爆上げを果たした3誌であったが、放送終了から数カ月が過ぎ、ちょうど『おそ松さん』で上がった分だけ数字を落としてしまった、という形だ。

 取り上げた3ジャンル全てで、数字が下降傾向と不景気な記事となってしまったが、かつての『妖怪ウォッチ』や『おそ松さん』など、ビッグタイトルが生まれれば一挙に形勢逆転も可能なようだ。各誌のオリジナリティある展開や世間をにぎわすヒット作の誕生に期待したい。

柊様は自分を探している。 1 (少年サンデーコミックス)

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