10月26日に発売された「週刊少年マガジン48号」(講談社、以下「マガジン」)と「週刊少年サンデー48号」(小学館、以下「サンデー」)。今週号ではライバル2誌のグラビアが、それぞれ好評を博しているようなので、まとめて紹介してみる。
まず「マガジン」には、人気アイドルグループ・欅坂46が、季節ものということでハロウィンらしいコスプレ姿を披露。平手友梨奈は「不思議の国のアリス」のアリスコス、本誌の中では頬をぷっくり膨らました表情も披露。これには「平手ちゃん可愛すぎか!」「こいつ……! 自分が可愛いことを自覚しまくっている!」「平手様マジ天使」とファンはノックアウト寸前。
その他にも各メンバーが魔女や白雪姫、赤ずきんなど童話のキャラクターに扮しハロウィンらしさが際立つ中、志田愛佳はなぜか警察官。さらに「グループ発足から約一年。一番うれしかった思い出は?」との問いに、他メンバーが「握手会」「Mステ出演」「誕生日をみんなが祝ってくれたこと」と、実にアイドルになりたての女の子らしい回答をする中、志田は「魚を手づかみをしたこと」「東京に住めたこと」と、ここでも我が道を進んでいた。
さて、この総勢21人のアイドルに立ち向かったのが、お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右の娘・岡田結実だった。16歳ながらバラエティ番組などで元気いっぱい、かつ気を利かせて立ち振る舞う姿が受けて、お茶の間で大人気の彼女だが、「サンデー」のグラビアではいつもと少し違った表情をしている。
凛とした顔でカメラを見つめる表情には「笑顔の印象が強かったけど」「女優向きなんじゃ?」との煽りが挿入され、読者も「こんなに可愛かったのかよ」「親父に似てるけどすげえカワイイ」と新たな発見をしているみたいだ。そしてなんといっても注目が水着姿。胸の谷間が露わになった写真には「これは捗る」「“2世の割に”フィルターを除いてもいける」「写真集出してほっすい」と、まるでアイドルに対するような反響が上がっている。
思わぬ対決が繰り広げられた「マガジン」と「サンデー」。15歳の平手と16歳の岡田は、まさに少年誌にふさわしいグラビアとなったようだ。
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