可愛くて格好いい少女忍者が活躍中! シリアスな展開にも逃げずに挑む『信長の忍び』石山桂一PDインタビュー!!

1610_nobu_oda.jpg織田家の皆さん。彼らをシリアスでハードな物語が待つ…

■歴史好き、歴史マンガ好き、両方の層から
―― NHKの大河ドラマ『真田丸』が人気ですし、今秋は『信長の忍び』を含め、織田信長が登場するTVアニメが3本もあります。この“プチ戦国ブーム”を、どう受け止めてらっしゃいますか?

石山 作品によって制作準備期間は全然違いますから、放送タイミングが重なったのは本当にたまたまです。ただ、僕らはショートアニメの中でも、大河ドラマ、しっかりとした本格的なドラマを作りたいというのがありますから、『真田丸』がヒットしているのはうれしいし、おこがましいかもしれませんが、意識する部分もあります。

放送時期が被った他アニメ作品に関しては、同じ織田信長といっても、キャラや物語展開、作風、舞台も全然違いますから。意識するというよりも、戦国時代や織田信長を一緒に盛り上げていくことができたらいいなと思っています。

―― 『真田丸』の面白さの一つに、有名な史実をキャラクターにうまいこと絡ませて、新鮮なドラマを生んでいることがありますよね。これは『信長の忍び』とも似ているかも、と思ったんですが。

石山 そうですね。たしかに共通点かもしれません。なんと言うか……(両作とも)歴史が好きで、史実や武将に詳しい層と、歴史小説やマンガが単純に好きという層、両方の層から支持されているんですよね。金谷俊一郎さん(歴史コメンテーター、歴史作家、予備校教師)が『信長の忍び』を推していて、原作コミックで解説も書いていたり、西尾維新さんが『信長の忍び』を短編小説化されていますし(原作コミック8巻に収録)。そういう方たちが読んでも「すごいなこれは」というのがあるんでしょうね。

―― 「小説やマンガではそう語られているけど、そんなわけないだろう。間違っている」と、普段は突っ込みを入れる歴史好きも、『信長の忍び』には好意的な意見が多い印象があります。

石山 重野先生が、「この人はわかってる」と認められているんでしょうね。実際、歴史好きと『信長の忍び』ファンが結構ついていただいていて、大地監督の元にもかなり「期待しています」とか「面白かったです」といった、忍びの者からの連絡が来ているようです(笑)。

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