“アニキ”水木一郎がJAM Projectを「僕がいたら迷惑かける」と離れた心情とは!? ささきいさおには「ヤベェ!」

2016.10.16

「水木一郎オフィシャルサイト」より。

 ファンや同業のアーティストたちから“アニキ”と愛され続け、年末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の笑ってはいけないシリーズで「ゼーット!」との掛け声でお茶の間の笑いをかっさらうことでもおなじみ、“アニソン界の帝王”こと水木一郎。そんな水木が9日、アニソンデビュー45周年を記念したライブを開催した。

 会場では、これまで水木が歌ってきた数々の名曲歌唱とともに、水木だからこそできるのであろうぶっちゃけトークを披露し、観客たちを沸かせていたという。このライブに参加した40代男性に話を聞いた。

「会場入り口には、堀江美都子さん、串田アキラさん、影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにひろしさん、ささきいさおさんとアニソン界でおなじみの方々から祝い花が届いていて、そのなかには中川翔子さんから送られたものもあり、さすがの人脈だなと入り口から思わせてくれました」

 ライブの方は、水木がアニソンデビューを果たした1971年から、順を追って楽曲を歌っていくという構成だったそうだが、00年代に近づいたころにこんな話を始めたという。

「水木さんはかつて00年から02年まで『JAM Project』メンバーとしても活動されていましたけど、距離をとったことについて、『影山とは連絡とってないし……嘘ですよ嘘!』などとコメントして、笑わせてました。そこから、『いろんな事情はありますけど、影山がリーダーの方が「JAM Project」が伸びるだろうし、僕がいたら迷惑かけると思う』と、シリアスなお話も交えつつ、『僕がいたらローリング・ストーンズみたいになっていくと思う(笑)』と、しっかりオチをつけてフォローもされていました(笑)」(前出の40代男性)

 また、この日はささきがゲストとして訪れたそうだが、アニソン界の重鎮同士によるざっくばらんな会話も交わしていたそうで……。

「2人で脚の長さの違いとかまで話していて和気あいあいだったのですが、いさおさんが『宇宙戦艦ヤマト』でブレークした当時の話題になったんです。『マジンガーZ』は視聴率が30%を超えるほど良くて、着々とアニソンシンガーとしてキャリアを重ねていた水木さんにとって、いさおさんがアニソン界に入ってきたことで『嫌ぁー、取られちゃう』『ヤベェ!』と危惧していたこともあったことを、いさおさんを前に話して笑いあってました。同じ時代を駆け抜けた“戦友”だからこそできる“本音トーク”という雰囲気が、さすがだなと」(前出の40代男性)

 ほかにも、「声が出る限り最年長アニソンシンガーも目指していくと話されていましたよ」(前出の40代男性)と、まだまだ、アニソンへの情熱を燃やし続けている様子も見せていたのだとか。ファンならずとも、アニキのさらなる活躍を期待したいものだ。

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング