VR元年、ついに山が動く……! 今秋に配信をスタートする「DMM.com」が放つVR動画とは!?【インタビュー前編】

1610_dmmsasikae.jpg成人向けVR動画の配信、期待しています!

―― それこそ「TGS」のようなイベント時にブースで流すPVであったり。

山本 そうですね、メーカーとして新しいことにも取り組んでいますよ、というブランドイメージを持ってもらうためのもので、商品化の段階には至っていない。ブランディングですよね。実際にVRコンテンツを売るというところまでいってないメーカーさんが多いんですよ、DMMが秋からVRの配信を始めると、お伝えしたのも今年の春から夏にかけてぐらいでしたし。ただ、他の配信サイトさんでも取り扱うところが増えてきて、DMMも含めて何社かあるようだったら始めてみようかな、というところは増えてきたみたいです。販売先、配信サイトが1社や2社だけだと、なかなか踏み切れないんでしょうね。

―― VR動画の制作は手探りの部分も多いでしょうし、時間も手間もかかると思いますが、メーカーさんたちはどんなテンションで制作に取り組んでいるものですか?

山本 我々はプラットフォームで、メーカーさんが作ってくれたものを仕入れて配信しているだけですけれど、メーカーさん方としてはやはり新しいことをやっているというブラインディング、あと今数百社ぐらいDVDをリリースしているメーカーさんがあって、その競争は実に激しい。その中でまだVRに参入しているメーカーさんは少ないですから、今やると目立ちやすいというのはあるかもしれませんね。これだけメーカーさんがあって、その中で上位にくる大手さんというのがある程度固まっています。VRは、まだどこかがトップになるのかわかりませんから。そういった部分でチャレンジするメーカーさんが増えて、今は10社以上あります。

■新技術普及にはやっぱりエロ!? 期待を背負うDMM

―― VRのアダルトコンテンツ展示会が盛況だったり、やっぱ新しい技術が採用され、広まっていくのにはエロのパワーが必要と思われる風潮があります。そういった風潮をどう捉えていますか?

山本 それは僕らがというよりも、周囲の皆さんがVRが市場に出回るためには成人向けコンテンツが必ず必要で、普及にも一役買うだろうと思われているんですよね。VHS、ネット、DVDと新技術が出るたびに、成人向けコンテンツが普及に一役買ってきたという歴史もありあますし。

―― 『洗濯屋ケンちゃん』の時代からずっとですよね(笑)。

山本 そうですね(笑)。没入感とかを考えると、男性なら皆そっちを最初に期待されるでしょうから。また、VRで楽しめる成人向け動画や同人系のアニメ、ゲームのVRを期待される層と、新しいガジェットが好きという層はかぶっていると思うんですよ。ガジェット好きはやっぱり男性が多いでしょうし、そういった親和性を考えるとやっぱり男性向け作品から普及していくんだろうと思います。

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