『こち亀』『暗殺教室』『BLEACH』……人気作の連載終了が続く「ジャンプ」で、“次に推されている”作品とは?

――発行部数約230万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

161011jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年45号の表紙&巻頭カラーは、新連載の『歪のアマルガム』。作者の石山諒は14年連載の『三ツ首コンドル』以来の本誌復帰となった。今回の『歪のアマルガム』は、電車事故に遭った主人公・久佐場六道が怪しげな研究所で“妖細胞”を埋め込まれ、異形へと変貌する――というストーリー。『BLEACH』の久保帯人に才能を見出された石山の新作が今後どのような評価を受けるのか、楽しみにしたい。

 今週の「ジャンプ」の掲載順位は『歪のアマルガム』以下、『僕のヒーローアカデミア』『ONE PIECE』『ハイキュー!!』(センターカラー)、『ブラッククローバー』『銀魂』『左門くんはサモナー』(センターカラー)……と続く。

『左門くんとサモナー』は、連載1周年を記念してキャラクター人気投票の開催が発表されており、マンガも“ゲス主人公”な左門くんが1位を取るためにあれやこれや画策するといった内容。なお、左門くんが1位を逃した場合、頭のトンガリを切り落とし1位のキャラに献上するとか。主人公のメンツを保つことができるのか、必見だ。

 そんな今週の「ジャンプ」で注目したいトピックスは、次代の「ジャンプ」を支える……のかもしれない(?)作品たち。現在、若手「ジャンプ」作家の作品を推す「JUMP NEW ORDERキャンペーン」がスタートしている。

 このキャンペーンは、各ジャンルから注目度の高い作品4作品をプッシュするという企画。今回プッシュされているのは、王道ファンタジーの『ブラッククローバー』、ギャグコメディの『左門くんはサモナー』、ラブコメの『ゆらぎ荘の幽奈さん』、ダークバトルの『鬼滅の刃』。どれも人気&注目度がふつふつと上昇している作品たちだ。現在、アプリ「ジャンプ+」で4作品の無料試し読みがスタートしているほか、オリジナルグッズのプレゼント企画が実施されている。

「ジャンプ」といえば、今年だけでも『こちら葛飾区亀有公園前派出所』をはじめ、『暗殺教室』『BLEACH』『ニセコイ』といった人気作の連載が終了。『銀魂』も最終章に突入している状態だ。それだけに、編集部側も次世代の「ジャンプ」を支える作品を模索しているのだろうか。「JUMP NEW ORDERキャンペーン」は、そのような背景もうかがえる(?)企画といえるだろう。

 ちなみに、ラブコメ枠として推されている『ゆらぎ荘の幽奈さん』だが、「ジャンプ+」の試し読みマンガを見てみると、“乳首”が解禁されている! 単行本ではすでに解禁済だが、まだ読めていないという人はぜひチェックしてみては。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。)

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