ミリオタライター・二木知宏の「武器で見る映画」番外編

異常に興奮する……! 魔女っ子がまたがるあの銃は“対戦車ライフル”『終末のイゼッタ』

 あの画像、主人公の女の子が対戦車ライフルにまたがってる画像、これ見て、すぐに記事書きたいって思いました! なぜか武器マニアは対戦車ライフルに異様に興奮するんですよ。僕もその病気です。

 ここで、対戦車ライフルについて解説します。その名の通り、戦車の装甲を貫く、大型ライフルです。複数人で運用するものもあります。時代が進んで、個人で扱える炸裂系の対戦車兵器「RPG−7」や「カールグスタフ無反動砲」の発展と、戦車の装甲強化に伴って、対戦車ライフルは対物ライフル(アンチマテリアルライフル)と名称を変えていったわけです。

 このシモノフPTRS1941は一人で運用するソ連製対戦車ライフルですが、全長2m超、重量約21kgのバカデカイ銃です。

 シモノフPTRS1941、その名の通り、1941年設計製造の銃です。ん!? お気づきでしょうか? 舞台は1940年です。ここまで、徹底した時代考証を基に武器を登場させてきたのに! まだ、誕生していないはずの銃が登場しているんです。

 いやきっと、これには何かカラクリがあるはずです。試験段階の武器を盗用したとか、魔法とか! あるいは、この武器だけが架空世界である本作の象徴なのかも。

 なんにせよまだ第1話なので、どうなるか楽しみです! これから各国の武器もたくさん登場することでしょう。実際に存在した武器を模すことでリアリティを出そうとするアニメーターの情熱をが伝わってきます。

 今後はどんな武器が出るのか、いや〜、武器って本当にいいもんですね〜。
(文=二木知宏[スクラップロゴス]]

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