「高い気もする」「いつでも最前席で見られるなんて最高」人気2.5次元舞台『刀ステ』『あんステ』のVR化にファン騒然!?

1609_tousuteannsute.jpg(左)『刀ステ』、(右)『あんステ』、各公式サイトより。

 13日、株式会社マーベラスが、人気作のVR化を発表した。同社によると、10月13日発売予定のPlayStationVR向けに、ステージ作品の代表曲を収録したVRコンテンツの発売が決定したという。今回VR化されるのは、『刀剣乱舞-ONLINE-』を元に、今年5月に上演された「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」(以下、『刀ステ』)と、『あんさんぶるスターズ!』を原作として今年6月に上演された「舞台『あんさんぶるスターズ! オンステージ』」(以下、『あんステ』)の人気2.5次元舞台作。

 今月7日に発売したBlu-ray Discが発売初週で2.4万枚を売り上げ、オリコン週間BDランキング(集計期間:9/5~9/11)で、初登場総合1位を獲得、DVDも総合2位に輝くなど、圧倒的人気をみせる『刀ステ』からは、劇中のOP曲「勝ち鬨の歌」、ED曲「真影の炎」の2曲と、特典映像のキャストの円陣映像を収めた8分の内容を収録。一方の『あんステ』からは、「ONLY YOUR STARS!」「Singin’☆Shine!」に加え、主要ユニット「Trickstar」の 楽屋映像を含む18分の内容が収録され、価格はそれぞれ1,620円(税込)となっている。

 この人気タイトルのVRコンテンツ化に、ネットでは、「いつでも最前席で見られるなんて最高」「VR意外と高いんだけど、買うしかないよね」「VRで楽しめるとか無理シンドイ、買うしかない……」「妄想しただけで生き苦しい幸せで死ぬ」「刀ステだけのために買うには高い気もする~~でもすごいやりたい」と、声が上がっており、ファンは早速購買意欲を掻き立てられているようす。中には、突然の発表に、「ゲームショウの三日月VRだけじゃなく刀ステもVR??」「舞台のVRって……一体それはなんなんだ……」と驚く声や、「何買えば見れるの……?」「そもそもPS VRって何??? 時代についていけない」と、混乱中のファンもいるようだ。

 そんな人のために、念のため説明しておくと、PSVRとは、PlayStation 4対応のバーチャルリアリティ(VR)システムで、専用のヘッドセットを装着することで、プレイヤーの360度全方向を取り囲む、迫力のある3D空間が出現する。『刀ステ』と『あんステ』VRでは、客席最前列位置から360°撮影されたステージ映像を、自分の頭の動きに合わせて自由に見ることが可能で、舞台上のキャラクターたちがまるで目の前にいるようなリアルな臨場感を体験することができるのだ。

 女性向けに比べ、恋愛シュミレーションゲームの『サマーレッスン』やアクションADV『バイオハザード』、人気RPGシリーズの『ファイナルファンタジー』やアダルト作品など、男性向けコンテンツが多いVR作品。

 しかし、15日から18日に開催される「東京ゲームショウ2016」では、『刀らぶ』の開発元であるDMM GAMESが、ゲーム中に登場する刀剣男士「三日月宗近」を題材にしたVR体験ブースを設置すると発表。また、以前からリアルイケメンによる“壁ドン”や“あごクイ”などで注目を集めていた株式会社ボルテージが、人気恋愛アプリ『スイートルームで悪戯なキス』のVR体験ができる「椅子ドンVR」ブースや、『天下統一恋の乱 Love Ballad』『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』のコーナーを展開。昨年より同イベントで展示をしてきたゲームブランド「Littlesugar」も、『イケメン戦国』といった人気作に加え、今後リリース予定の『マジカルデイズ』『ダンストリップス』などのVR体験コーナーを出展するなど、女性向けVRも拡がりをみせつつある。

 今や、固有のジャンルとして定着した“2.5次元”作品の一つである『刀ステ』と『あんステ』のVR化は、女性向けVRコンテンツ普及の鍵となりそうだ。

 なお、6月の予約開始以降品切れが続き、販売を停止していたPS VRだが、今月24日より予約が再開予定とのこと。気になる人は、PlayStation公式サイトや、ソニーの公式通販サイト「ソニーストア」でこまめに情報をチェックしよう。

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