マルチに活躍中の小野賢章に大泣きの過去が!? 演出家から期待をかけられまくるコメントも

2016.09.11

舞台『ロミオ&ジュリエット』公式サイトより。

 映画『ハリー・ポッター』シリーズの主人公ハリー・ポッターの日本語吹き替え、アニメ『黒子のバスケ』シリーズの黒子テツヤ役など、声優としても俳優としても、映画や舞台に出演が続くなど、マルチに活躍している小野賢章。

 そんな小野が5日、マーキューシオ役で出演するミュージカル『ロミオ&ジュリエット』制作会見に登場。小野を含め、古川雄大、大野拓朗、乃木坂46・生田絵梨花など12人の豪華俳優陣が姿を見せ、小野も『世界の王』という曲で、ほかのキャストに交じって華麗なパフォーマンスを披露した。

 当日、現場に居合わせたという演劇系ライターが、会見の際の小野をこう語る。

「小野は初のシェイクスピア作品への出演に喜んでいて、それだけに『舞台上で精いっぱいマーキューシオ役の人生を生きられればいいなと思っています。キャストのみなさんと力を合わせて頑張れれば』と、意気込んでいました」

 そこで、演出の小池修一郎から、小野にまつわる意外なエピソードが語られていたとも。

「小野は15年前の子役時代に、小池が演出した『エリザベート』の舞台に出演していたそうなのですが、小池は『その後「モーツァルト!」のオーディションに来てくれたんだけど、肩車をやるシーンがあって、大きくなって重いから無理だということになって、お断りしたんです。それで、すっごい泣きまくって、それでエレベーターから降りていくのを見守っていたんだけど、それでもまだ泣いてて』という思い出話を語りだしたんです(笑)。小野はさすがに恥ずかしそうにしていましたね」(前出の演劇関係者)

 さらに、小池は小野に期待をかけているようでもあったといい……。

「質疑応答で、記者から小池に対してキャストそれぞれへのコメントが求められたのですが、12人もいましたから(出演番手が上の)古川、大野、生田あたりで司会が区切ろうとしたんです。それでも小池は押して全員について触れました。小野については、『知らずにハリー・ポッターを観ていました(苦笑)』と話したり、『「黒子のバスケ」もやっているそうですね。どんどんやってください楽しみにしています』と応援していました」(前出の演劇関係者)

 小野は直近では本作以外にも、アニメに続いて舞台版「ReLIFE」の主人公・海崎新太を演じるなど精力的に活動。今後のさらなるマルチな成長も楽しみなところだ。

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