『こち亀』、まさかの連載終了! “4年に1回しか登場しない”日暮熟睡男は「ジャンプ」本誌には登場しないのか!?

――発行部数約230万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

160905jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年40号の表紙&巻頭カラーは、10月からTVアニメ3期の放送が開始する『ハイキュー!!』。気づけば220話とすっかり長寿作になっている同作。ここ最近の「ジャンプ」で、女性人気の高いスポーツ作品といえば、『黒子のバスケ』が記憶に新しいが、『ハイキュー!!』は『黒バス』の話数(全275話)を超えそうな様相を見せている。本編も春高に向けて本格的に始動し始めたので、展開に注目したい。

 そんな「ジャンプ」の連載順位は『ハイキュー!!』以下、『ブラッククローバー』『ONE PIECE』『レッドスプライト』(センターカラー)、『僕のヒーローアカデミア』『銀魂』……と続く。今号から、新人マンガ家による「ジャンプ金未来杯」がスタートしており、エントリー作である『Legacy』が掲載されている。過去に『ぬらりひょんの孫』『べるぜバブ』といった作品を排出している「金未来杯」。今回は5作がエントリーされているが、未来の人気作は生まれるのか、期待したいところ。

 今週の「ジャンプ」で注目したいトピックスは、なんと言っても『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載終了のニュースだろう。3日に行われた「連載40周年記念完全描きおろし巨大絵巻物奉納式」にて発表された。なお、今号の「ジャンプ」では、“早バレ”防止のためか『こち亀』連載終了については触れていない(尾田栄一郎が目次で「いやーびっくり。いやいや驚いた。皆さんと同じ気持ちです」とコメントしているが……)。

 奉納式で「両さんの引き際としては、200冊残して40週年で祝ってもらってスッと消えるのがやっぱり一番良い大団円の場」とコメントした秋本治。9月17日発売の「週刊少年ジャンプこち亀40周年記念号」で40年にわたる連載を終了することとなった。

 突如、あと2話で連載終了してしまう『こち亀』だが、気になる点がひとつ。モスクワオリンピックがあった1980年の初登場以来、“4年に1回しか登場しない”日暮熟睡男が今年はまだ「ジャンプ」本誌には登場していないのだ。実は、今年8月に発売された「こち亀ジャンプ」にて4年ぶりに姿を見せているのだが、なんと眠りキャラを捨て、宇宙飛行士になっていた! 作中で「寝るの飽きた」というセリフを吐く日暮を見返すと、『こち亀』連載終了のフラグだったのかな(?)とも思ったり……。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。)

こち亀ジャンプ 2016年 9/21 号 [雑誌]: 少年ジャンプ 増刊

こち亀ジャンプ 2016年 9/21 号 [雑誌]: 少年ジャンプ 増刊

中川の両親が登場したのもフラグだったのかな?

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