これは、ドラマの制作にあたって「原作にないものはやってくれるな」という池波の遺言を守るため、映像化可能と思われる作品を全て使用した後、複数の原作を組み合わせたり、過去に通常のドラマとして放送した内容をアレンジして、スペシャルドラマとして放送したりといった工夫を重ねてきたものの、近年ではその作業も限界に達してしまったためとか。ビジュアルはちょっと違うにせよ、『鬼平』の新しい映像を見られるのは素直にうれしい、というファンも多いようだ。
アニメ『鬼平』のプロデューサーを務めるのは、TVアニメ『SHIROBAKO』(TOKYO MX)に登場した武蔵野アニメーション丸川社長のモデルとしても知られ、制作会社マッドハウスの代表取締役を務めた後、70歳にして新たな制作会社MAPPA、続けてスタジオM2を立ち上げた名プロデューサー・丸山正雄(小説『鬼平犯科帳』の大ファンだそう)。監督・キャラクターデザインは宮繁之、さらに音楽は田中公平と豪華なメンツが揃っているだけに、アニメスタッフの手腕に期待する声もある。
TVなのか映画なのか、時期も17年というだけで詳細が発表されていない『鬼平』は果たしてどんなアニメとなるのか。また、キャストはどうなるのか、肝心の食事シーンはどのように描かれるのかといったとこも含め、続報にも注目していきたい。
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