リアルなスポーツ並に“楽しく疲れる”!! プレイに夢中になって、思わず身体も動く「VRスキーゲーム」に期待!

 バーチャル空間でゲームの主人公になりきれることがVRゲームの醍醐味のひとつであるが、仮想空間で動き回ってプレイヤーも同じく“疲れる”というVRスキーゲームが話題だ。ゲームではあまり疲れる思いはしたくない向きも少なくないだろうが、プレイに夢中になって“楽しく疲れる”というスポーツの醍醐味が疑似体験できる時代になったのかもしれない。

■「疲れた! けど楽しかった!」

 ダイエットの目的でスポーツをはじめる人も多いとは思うが、消費するカロリーを考えてジムで走ったりペダルを漕いだりするのは、時に味気ないものだ。目的は二の次で、身体を動かすこと自体に楽しみを感じるのがスポーツの本来の醍醐味とも言えるだろう。そんな中、思わず身体を動かしてしまう“楽しく疲れる”VRゲームが登場した。

 それは、スカンジナビアの独立系デベロッパー、VRUnicornsから年内に発売予定のVRスキーゲーム『#SkiJump』だ。8月17日から21日までの間、ドイツ・ケルンで開催された国際ゲーム産業見本市「gamescom 2016」で出展されたこの『#SkiJump』、さっそくお試しプレイを体験したゲーマーからは「疲れた! けど楽しかった!」という声が上がっている。

『#SkiJump』ティザー動画「VRFocus」より。

 シンプルながら見晴らしもよく爽快なバーチャル世界のゲレンデを滑降する『#SkiJump』。ゲーム中には、木などの障害物やジャンプ台があり、ジャンプして大空を舞うことはもちろん、ストックを投げ当てて他のスキーヤーを攻撃(!?)することもできるようだ。HTC Viveを装着して、スティック型のコントローラを両手で持って激しく動かし、ジャンプの際には思わずプレイヤーもその場で飛び上がってしまうようである。1プレイは10分ほどで終わるということで、人が集まったときの余興にもなりそうだ。

『#SkiJump』はすでにSteamにも掲載されていて、発売は年内終盤が予定されている。今のところOSはWindowsのみでVR機器はHTC Viveだが、「Engadget」の記事によればOculus Riftもサポートする予定であるという。インターフェースは英語のみにはなるが、スポーツゲームだけに言葉の壁は低い。なかなか楽しみなVRスキーゲームではないだろうか。

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