クラウドファンディングでようやく製作が実現した『この世界の片隅に』に、能年玲奈改め“のん”が主演決定! アニメファンの反応は!?

 だが、本作の監督・片渕須直は「のんさん以外のすずさんは考えられないと確信しました。すずさんに命を吹き込んでくれて感謝の気持ちでいっぱいです」と発表と同時にコメントしているし、Twitter(@katabuchi_sunao)などでも、非常に熱く“のん”のすず役の演技について語っているし、すずの母・サン役、広島出身で方言の監修的な役目も担ったという声優の新谷真弓も、自身のTwitter(@shintanimayumi)で広島弁・呉弁の使い分けやアフレコの様子、演技プランなどについて長文で語りつつ、「すずさんの膨大な台詞に素晴らしい集中力で向き合い、すごい早さで上達、表現の幅を広げていくのんちゃんに頭が下がりましたし、私自身の勉強にもなりました」と賞賛している。

 長編アニメ映画への声優以外の役者や芸能人が起用されるのは、演技力や存在感もさることながら、やはり宣伝になるからだろう。その点、現在彼女を起用しても、ネットニュースやアニメ専門誌などでは記事になってもTVやスポーツ紙、一般誌が記事にすることは少なさそう。それでも“のん”が起用されたということは、逆に彼女の演技力や存在感が魅力的であることの証明といえるのかもしれない。

 実際、公開された予告映像を見ると、「上手い!」という感じではないが、上手くいったときのジブリっぽさがあるというべきか、朴訥とした感じが可愛らしくハマっているし、少なくとも “棒”という印象を受けるようなこともない。「予想より能年ちゃん上手で安心した…」「こういう演技してない感じの声って、新鮮で好きかも!」「素人っぽいが演技下手じゃない。味のある演技だの」と、好意的な意見も多いようだ。

 共演するキャスト陣には、すずの夫・周作役を演じる細谷佳正や先述の新谷に加えて、小野大輔、潘めぐみといった人気声優も名を連ねているし、映像やコトリンゴの音楽も素晴らしく、予告だけでも泣けるという声もある。のんが好きでも嫌いでも、アニメファンならばチェックしておくべき1作となりそうだ。

BLACK LAGOON 1期

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同じ人が監督やっているとは思えませんが、だがそれがいい

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