ついに完結の『BLEACH』、“BORUTO路線”狙ってる!? そして15年前の「ジャンプ」連載陣が豪華すぎる!

――発行部数約230万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

160822_jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年38号の表紙&巻頭カラーは、新連載の『ラブラッシュ!』。作者の山本亮平は、14年52号~15年12号連載の『E-Robot』ぶりの「ジャンプ」復活となった。今回の『ラブラッシュ!』は、子孫を残すために女性を惹きつける力がある“男の中の男遺伝子”を持つ主人公が人間だけでなく異種族にもモテまくる……というハーレムラブコメ。先日5年の連載に幕を閉じた『ニセコイ』に続く“長寿ラブコメ”となるか、期待したいところ。

 今号の掲載順位は『ラブラッシュ!』以下、『ハイキュー!!』『ONE PIECE』『BLEACH』(センターカラー)、『火ノ丸相撲』『約束のネバーランド』『僕のヒーローアカデミア』(センターカラー)……と続く。前号の予告通り、今号で久保帯人の『BLEACH』が最終回を迎えており、巻末の目次コメントでは、「久保さんBLEACH連載15年間お疲れ様!よく休んでね」(尾田栄一郎)、「J(ジャンプ)がまた一つ寂しくなります。久保先生早く帰ってきてください」(空知英秋)といったねぎらいの言葉が数多く並んでいる。

 そんな今号の「ジャンプ」で注目したいのは、やはり『BLEACH』。先日、主演:福士蒼汰・監督:佐藤信介で2018年に実写映画化されることが発表され(参照記事)、ファンから悲鳴が上がっている本作だが、本編の最終回の内容についてもさまざまな反応が集まっている。

『BLEACH』には、朽木ルキアと井上織姫という二大ヒロインがいるのだが(厳密にいうとルキアは準主人公)、最終回では主人公の黒崎一護と織姫、ルキアと阿散井恋次が結婚し、子供まで設けていることが判明。これに“一護×ルキア”派のファンから「ルキアと結ばれてほしかったなー」「一護と織姫絶対無理」といった悲しみの声が上がっており、海外ではなんとコミックスを破ったりする“一護×ルキア”派の過激ファンが登場している。

 また、最終ページが一護と織姫の息子・一勇と恋次とルキアの娘・苺花が邂逅し、「斯くて刃は…」という煽り文つきの意味深な終わり方だったことから、「BORUTO路線狙ってんのかな?」「BORUTO的な続編まったなし」という声が。声にもあるように、『NARUTO』のうずまきナルトの息子・ボルト世代を描く続編『BORUTO』的な展開が『BLEACH』でもありそうなだけに、今後の続報を待ちたいところだ。

 なお、公式アプリ「ジャンプ+」では、『BLEACH』完結を記念して、連載開始号である2001年36・37号(特別編集版)が無料で公開されている。その当時の連載作を見ると、中忍試験中の『NARUTO』やアラバスタ編の『ONE PIECE』をはじめ、『世紀末リーダー伝たけし!』『BLACK CAT』『ROOKIES』『遊☆戯☆王』『ヒカルの碁』『シャーマンキング』『ボボボーボ・ボーボボ』『テニスの王子様』『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』といったかなり豪華な連載陣。初期の『BLEACH』にあったギャグ感もだが、懐かしさを感じる作品だらけなので、ぜひ一読してほしい。

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