『ポケモンGO』で市民と警官が交流を温める一方、夜のオフィス街でアブない“人影”をゲットしてしまったトレーナーも!

 世界的な社会現象を巻き起こしている『ポケモンGO』だが、手が空いた時間にいつでもプレイできるゲームアプリであるだけに、これまでにさまざまなトラブルが続発しているのは、連日のニュースでご存知の通りだ。ここ最近も『ポケモンGO』に端を発するいろいろな出来事が起っている。

160818_Pokemon-Go.jpg「Mirror」より。

■警官と市民が公園で“ポケモン交流”

 大都市の中の公園としてニューヨーク・マンハッタンのセントラル・パークに並んで有名なロンドンのヴィクトリア・パークだが、ここは絶えず“PCSO”と呼ばれるボランティアの補助警察官が見回りをしている安全な公園としても知られている。

 そして『ポケモンGO』の配信後、この公園もまた格好のポケモン探しの場所になったのだが、PCSOの人々も職務のかたわらでポケモンハンティングにご熱心のようだ。しかも、『ポケモンGO』がきっかけでPCSOと市民の新たな交流が行なわれるようになったという。

 ここヴィクトリア・パークには、ゲームの補給拠点であるポケストップもあり、レアなポケモンも出現することから、多くのポケモントレーナーが連日集っている。見回りをしているPCSOもポケモンの話題を切り出して人々と交流し、公園のあちこちでPCSOとポケモンファンが雑談を交わしている光景が見られるようになったということだ。

 公園をガールフレンドと一緒に訪れたケアワーカーのコナー・ポール氏(24歳)は、PCSOと一般市民が共にスマホを携えて楽しそうに談笑する姿を思わず自らのスマホで撮影した1人だ。

「自転車に乗った警官たちが、誰かが口にした『ここにフシギダネがいる!』という声を聞いて止まったんです。そしてスマホを取り出すと、あたりを見回しながらゲームをはじめ、周囲のポケモントレーナーたちと会話を交わしていたんです。10分くらいゲームをしながら楽しそうに雑談をしていました」(コナー・ポール氏)

 PCSOたちはパトロール中に公園のところどころで自転車を止めてはスマホで『ポケモンGO』に興じていたということだ。もちろんそこはたいていポケストップなどがあり人々が集っているスポットだ。パトロールの見回りの指針を『ポケモンGO』が変えたともいえる一方、PCSOと一般市民との交流が意外なかたちで育まれることにもなったのだ。

「PCSOにとって重要な要素のひとつに、困っている人が助けを求めやすい存在であることがあげられます。我々のPCSOが時間を費やしている重要な活動のひとつに、地域の若者たちとの交流があります」とハンプシャー署のスポークスマンはメディアに対して語る。『ポケモンGO』という固有名詞は出さないが、このゲームを通じてPCSOと地元の人々の交流が促されていることにおおむね好意的であるようだ。

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