7月20日より公開された応援団画像ジェネレーター「カロリーメイト全力応援団メーカー」は、がんばっている人全てを応援するという「カロリーメイト」のブランドメッセージを伝えるべく、人気イラストレーターやマンガ家と大塚製薬株式会社/カロリーメイトがコラボして制作された企画。
マンガ家の此元和津也、山科ティナ、イラストレーターの徳田有希、そしてクリエーター・AC部が手がけた4枚の青春&応援シーンをイメージした画像を使い、オリジナルの応援画像を生成が可能。オリジナルの画像を作って、がんばっている友人や仲間へ送って応援しちゃおう、という企画なのだが、その画像を作り出したクリエーターはどんなメッセージを込めていたのか。
リオ五輪、夏の全国高校野球大会も開催中という、「がんばる人を応援せねば!」という、熱くて暑い夏ならではの今企画「カロリーメイト全力応援団」。「高速紙芝居」や、つい先日の参議院選前に公開され、強烈なインパクトを残した選挙権啓発アニメ「TOHYO都」など、ハイテンション&濃い味付けの動画やイラストで知られるクリエーター・AC部の2人に、そこのところを聞いてみた!
カロリーメイトと水のセットは心のオアシス!?
―― まず、ジェネレーター制作を担当されたカヤックさんにお伺いしますが、そもそも、この企画はどんなところから生まれたんでしょうか?
面白法人カヤック 大塚製薬さんに、若い人たち、10代の方たちにメッセージを送りたいという想いがありまして。そこから、例えば部活をやっている友だちに、「明日の試合、頑張ってね」と、気軽に応援メッセージを送れるような素材、コラ画像のようなものを用意できたら面白いのではないか、となったんです。その中で、AC部さんならば、絵柄的に10代の人たちに人気があって、加えてユーザーがオリジナルのコラ画像を作ったときに面白いものになるんじゃないかなと考え、コラボをお願いしました。
―― では、「カロリーメイト」という商品には、どんな印象をAC部の2人は持っていましたか?
AC部 板倉俊介(以下、「板倉」) 一番プリミティブな食べ物、という感じでしょうか。昔からよく食べていましたけど、カロリーメイトと水のセットは、心のオアシス、基本中の基本という感じでしょうか。
―― クリエーターさんはやっぱりカロリーメイトをポリポリかじりながら作業したりするものですか?
AC部 安達亨(以下、「安達」) そうですね。あと時間がないときに、朝食としてよく食べてました。忙しいとき、あとは乱れた食生活をリセットしたいときに食べるもの、という印象があるんです。手軽なうえに、バランスよく栄養がとれそう、という信頼感がありますよね。
―― 今回の企画に取り掛かった際も、そういったイメージから入られたんですか?
板倉 そうですね。それに、最初から「応援したい」という部分がしっかり決まっていましたから、あまりブレなかったです。
安達 カロリーメイトというすごく認知度が高い商品ですから、受け皿もすごく広い。逆に商品の認知度を上げなくては、ということもありませんから、今回の企画では「応援したい」に特化していましたから、お話もスムーズに理解できました。
―― たしかに今さら商品名を連呼しなくても。カロリーメイトなら皆知ってますよね(笑)。その“応援する”ということで、応援団イラストとストレートなイラストになりましたが……。
安達 すごくベタなモチーフではあるんですけど(笑)、今回の企画の内容を考えたらあえて捻る必用もないだろうと考えまして。といいつつ、応援団を描くとなったときに、しっかり描く、絵柄的にはなるだけうるさく描いて、暴れてやろうかなとは思いましたけど(笑)。内容的にではなく、絵柄的な方向を深く追求したという形でしょうか。
板倉 知り合いに六大学の応援団に所属していたという人がいまして。話を聞いたことがあるんですけど、本当にガッチリとした世界で、自分たちとは違う世界にいる人だなと感じたことがあって。今、そういうルールのところに住んでいる人というのは少ないと思いますが、そういう文化を守っていてほしいなと思いますよね。
安達 どっちかというと昭和の文化を今でも受け継いでいるという感覚があるんです。ですから今回のイラストも、昭和っぽい雰囲気、劇画っぽくしてみました。
板倉 加えて、今回はジェネレーター、元画像に顔などの写真を当てはめていくという企画ですから、そこをどう生かすか、と考えました。公式サイトのサンプルを見てもそうですが、人間に限らず犬の写真なんかも当てはめるユーザーもいるでしょうからね(笑)。
―― ユーザーさんが、「どんな顔を当てはめたら面白いか」と、大喜利状態になって工夫してくれると楽しそうですよね(笑)。
板倉 そうですね。楽しみにしています。
AC部の代表作の一つ、「高速紙芝居」動画
笑いながらでも「応援してますよ」と伝えてみよう!
―― AC部のお2人には応援したい人や団体はありますか?
安達 気づけば我々もそれなりに年齢というか、キャリアを積んできていまして。若手のつもりだったんですけど、そういう年齢でもなくなってきたので、後輩というか、若いクリエーターさんたち。才能があって、我々と同じような道を進もうとしている若い人たちは応援したいなと思います。
―― ライバルだからとつぶしにいくわけではなく。
安達 いやいや(笑)。僕らも追いつかれないように、少し先をいけるように頑張るという、良い感じに刺激をもらえればと思います。悔しいだったり、逆にもっと頑張ろうよと感じられるような、色んな人が色んな面白いことをやっているという状況が続いくといいなと。
板倉 今の話に続きますが、僕らが若かったころと比べると、今のほうが作ったモノがすぐに世に出やすくなっているので、同調圧力に晒されやすいですよね。(クリエーターにとって)オリジナリティを出していくことが難しい、勇気がいる時代になっていると思いますが、そこは乗り越えてほしいと応援しています。
―― ちなみに、カロリーメイトは何味がお好きですか? ブロックでもドリンクでも結構ですけど。
安達 フルーツ味です。あと、メープル味も結構好きですね。
板倉 僕はプレーンですね。名前に反して、意外と後発なんですよね、プレーンは。
―― ちなみにカヤックさんは?
面白法人カヤック 僕はチーズ味ですね。高校時代ずっといただいていたんで、すっかり馴染んじゃいました。部活の合間とかに、よく食べていた記憶がありますね。
―― カロリーメイトはロングセラー商品ですから、そうやって集中的に食べていた時期を思い出せてくれる、懐かしいアイテムみたいなところがありますよね。
板倉 あとやっぱりデザインがカッコイイというのは子供ながらに思いましたね。大塚製薬さんの商品はデザインが秀逸なものが多いんですけど、カロリーメイトのインパクトは未だに強いですね。
安達 僕は会社に勤めていたときによく食べていたな、という思い出があります。今は眠いときに寝て仕事したいときに仕事するという、すごく自由な感じで仕事させてもらっていますが(笑)、会社にいたときは当たり前ですけど、朝、決められた時間に出社していたわけです。時間がないときは、会社でカロリーメイトをポリポリかじりながら、カフェオレなんかを飲んで朝食を済ますことが多かったんです。その当時のことを思い出しますね。
―― 時間がないとき、頑張らなくてはいけない時期に、カロリーメイトを食べていたという人は多そうですよね。そう考えると、今回の「全力応援団」という企画も、作られるべくして作られた企画という気もします。
安達 そうですね。ただ、親しい人、近しい人を改めて応援しようとすると、恥ずかしくなっちゃう人も多いと思うんです。そういうときは、ぜひこの「カロリーメイト全力応援団メーカー」を使ってみて、笑いながらでも「応援してますよ」と伝えてみていただければと思います。
■カロリーメイト全力応援団メーカー
https://cmt-ouendan.com/
■AC部コミュニサイト
http://www.ac-bu.info/
・AC部の新“高速紙芝居”が見られるイベントはこちら!
「ウカレトライブ2016」
http://ukaretribe.com/
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