「ピカニキパねえ!」テレ東のピカチュウピンバッジがリオ五輪を席巻! 開幕前に2,000個がなくなる事態に!

1608_pikachu5rin.jpg『zlgae.com』より。

 日本のみならず、海外でも人気爆発中の『ポケモンGO』。今月3日にはついにブラジルでの配信も開始され、オリンピック開催地であるリオでも、選手やスタッフがポケモンGOを楽しんでいるようだ。

 そんなリオに常駐する世界中のマスコミ関係者の間で、今大人気となっているのが、ポケモンアニメを放送している「テレビ東京」(以下、「テレ東」)のスタッフがつけている、ピカチュウがあしらわれたピンバッジ。

 テレ東は2000年のシドニーオリンピックからピカチュウをピンバッジのデザインに取り入れており、今年のピカチュウピンバッジは交差する2本のマラカスを飛び越え、ピカチュウがこちらに駆け寄ってくるというデザイン。「RIO」「TV TOKYO」の文字が入っており、どこからどう見ても超レアもの。

 そしてオリンピックでは、各国マスコミが自局のオリジナルピンバッジを持ち寄り、交換したり貰ったりして交流を深める習慣があるそうなのだ。当然、テレ東スタッフのピンバッジは各国の取材スタッフから人気となり、なんと用意していた2,000個が開幕前にすべて各国マスコミにもらわれてしまうという事態に。

 このピカチュウ人気には「さすがピカチュウさんやね」「ピカニキパねえ!」「世界獲ったで!」とピカチュウを称える声があふれ、「ジバニャンならこうはならなかった」「悟空とかルフィは『何でこいつが感』が強くてあかんと思うわ」と、とばっちりを受けるキャラクターもなぜか続出していた。

 ちなみに日本の他局では、日本テレビがアンパンマン、テレビ朝日はドラえもん、TBSは自局キャラであるBooBoとBoonaをあしらったバッジを作成。フジテレビは特にキャラクターを使用せず、ブラジルをイメージしたと思われるシンプルなバッジで今回のリオ五輪に臨んでいる。「テレ朝のドラえもんピンバッジも人気高いって聞いたよ」「TBS度胸あるな! 誰も欲しがらんわ」「アンパンマンは悪いけど通用しないやろ」と各局のバッジについても様々な意見が出ているが、フジテレビに関しては「ケチってるのか?」「ダサイ」「バッジが現状をあらわしているな」と散々な言われようだった。

 実はテレ東のピカチュウピンバッジは過去にも話題になっていた。2014年ソチオリンピックの際には嵐の櫻井翔がテレ東のピカチュウと日テレのアンパンマンの2個使いで中継に登場。ピカチュウ、櫻井、アンパンマンという最強コンボに「愛おしすぎる」「可愛いどころじゃない」とノックアウトされるファンが続出。

 海外ではピカチュウバッジの人気はもともと高かったようで、海外の通販サイトでは2006年のトリノ五輪のバッジが約39,000円、2008年北京のバッジも同じく約39,000円、2004年アテネのバッジはなんと約50,000円という超高額で出品されているほど。そこに今回のポケモンGOブームが重なり、2,000個のバッジが即なくなるという事態に発展したようだ。

 そもそも、ピカチュウが今のような人気ポケモンの地位を手に入れたのはテレ東のアニメのおかげ。主人公・サトシの相棒としてピカチュウが選ばれたことから、「ポケモンといえばピカチュウ」というイメージを獲得することができたのだ。ちなみにサトシの相棒候補にはピッピの名前もあがっていたが、「コロコロコミック」(小学館)で連載されていた破天荒すぎるピッピが主人公のマンガの影響で、イメージが低下したため主役抜擢が見送られたという説もある。

 今年11月には新作ゲーム『ポケットモンスター サン/ムーン』の発売も予定されており、今後も続くであろうポケモンブーム。もしも何かの機会でピカチュウピンバッジを手に入れることがあれば、とりあえず数年間は大事に保管しておいた方がいいかも。

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