また、必要以上に本やマンガをよく読むオタクとしては、本棚をアップで捉えた写真が多いのも、地味にうれしいところ。
「本棚は人を表す」という言葉もあるが、「東京グラフティ」、あるいは人気バラエティ『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)などで他人の部屋を見ると、いつも「本棚少ないけど大丈夫なのかしら」と勝手に心配してしまう――そんな経験を、オタクと呼ばれる人ならきっとしたことがあるはず。だが『女子部屋』は、人選ゆえか全体的に本の多い部屋が多いし、その中でも特に本棚が多い女性の部屋では、本棚をアップで抑えている。これだけでより被写体である部屋に住む女性を、身近に感じられる(ような気がする)のだ。
なお、『女子部屋』では部屋に住む女性も必ず撮影されている。グラビア風にバッチリと撮影されている女性もいるが、基本的にはマンガや雑誌を読んだり、リラックスしている様子を撮影したものが多いのだが、やたらと“足”がエロい写真が多いのも見逃せない。
自室とあって生足であるというのもあるだろうが、著者である川本史織氏(美少女キャラみたいな名前だが男性カメラマン)が、多分おそらくきっと“足”フェチなのであろうと思われる。グッとくる写真が多いので、その筋の紳士にも強くオススメしたい一冊だ。
(文・馬場ゆうすけ)
■『作画資料写真集 女子部屋』
7月27日発売
著者:川本史織
価格:2,484円(税込)
発行:玄光社
■『作画資料写真集 女子部屋』商品ページ
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=10970
■玄光社 公式サイト
http://www.genkosha.co.jp/
※次ページより、さらなる「女子部屋」写真を公開!
資料としても写真集としても楽しめる! 普通の女子102人の“リアル”が漂い匂う『作画資料写真集 女子部屋』のページです。おたぽるは、その他、ホビー、メイド、姫乃たま、作画資料写真集女子部屋、川本史織の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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