『名探偵コナン』の“例のシルエット”が出没!? さらに不憫すぎるヤモーの復活理由も明らかに!【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】

1608_mp26.jpg朝日放送『魔法つかいプリキュア!』公式サイトより

『魔法つかいプリキュア!』(以下『まほプリ』/テレビ朝日系)をオタク目線で毎週追っかけてお伝えする、【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】。7月31日放送の第26話「想いはみんな一緒! はーちゃんのクッキー」は、自分がいるから敵に狙われると責任を感じたことはが“家出”し、探しに来たみらいとリコと絆を深めるというエピソードが展開。

 キュアミラクルとキュアマジカルが敵にこてんぱんにされている夢を見て、ことはは「私がいるから狙われ続けるのかな?」と思い込んでしまい家出を決意する。早朝、一礼して家を出て行くことは。拝啓、この手紙は「ありがとう さようなら ことは」と、シンプルすぎるものだった。その別れに合わせるかのように第24話で、“わくわくする感じ”に飾られたことはの部屋も飾りがなくなっており、30代のアニメ好きおっさんとしては、あの部屋にはすでにお別れしとるやんとぼやいてしまう。

“家出”しても行くあてがなく「別に寂しくなんかないし」と、思わずリコの口調までまねてしまうことは。その背後には『名探偵コナン』でよく見る“犯人”の黒い人影のシルエットが! このままミステリーに突入かと思いきや、その影は心配してついてきたモフルンで、ことはに事情を尋ねる。

 モフルンに気持ちを吐露したことははおなかが減り、みらい、リコ、モフルンへお別れするために作ったクッキーをぱくり。みらいは「あんな小さかったはーちゃんがクッキーを作るなんて」と、おいしそうに食べていたが、実はそのクッキーことはが砂糖と塩を間違えて作っていた失敗作で、ウソをつかれたと思ったことははがく然。そこにヤモーが襲いかかるという展開へ。

 ドクロクシー最後の骨を使って、自身を強化したヤモーは、巨大エリマキトカゲっぽい形態に進化。ことはを丸呑みにし、彼女ごとエメラルドを取り込もうとする。そこへみらいとリコがやってきて、ダイヤにて2話ぶりの変身シーンを披露し、ことはの説得をスタート。しかし素直になれないことはは、非常事態でも、クッキーがおいしくなかったことを言ってくれなかったことにキレる。この“痴話喧嘩”中に、シリアスモードのヤモーは完全に無視され、不憫度合いがハンパねぇ感じが……。

 みんなことはが好きという結論が出たところで、リンクルストーン・トルマリンがその温かい気持ちに反応し、ヤモーの腹にピッコロ大魔王ばりの風穴が開け、こらもうあかん……という状態になったヤモーを、次々と物理じゃない魔法連打で、キュアフェリーチェがトドメ。「ドクロクシー様ぁー!!」の断末魔をあげ、哀愁たっぷりの退場をしていくのだった。

 その様子を見届けたのはヤモーを復活させた、ラブー。「なんだあっけねぇの。仕返しが終わったら面倒事を押し付け……あのお方からの大事なお仕事を任せようと思ってたのによ」と、ヤモーを復活させた本当の理由はパシリにしたかったという、ヤモーがさらに浮かばれない理由を話しつつも「所詮は魔法もこの程度か」と、意味深なコメントも。魔法をバカにするというと、次は呪術か錬金術か陰陽術でも出てくるのだろうか。

 ことはを通して子育ての難しさと楽しさを伝えてくるような感じがしてきた『まほプリ』。ちなみに、この回は、スタジオガッツによるグロス請けで、第19話で『まほプリ』に初参戦した作画監督・藤崎真吾氏が作監を続投。作画が安定し、キャラの表情がカワイイカットを連発していたように感じた。今後のガッツ回は33話らしいので、楽しみに待ちたいところ。なお、ラストの提供のテロップによると「来週のエンディングは何かが変わるよ! おたのしみに!」とあり、こちらも目が離せそうにないものになりそうだ。
 (文/ティエリア88)

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先週はキャスト・スタッフ皆でBBQやったり、『プリキュア』チームは楽しそう

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