『斉木楠雄のΨ難』、1年半ぶりに実写映画の続報発表! “8.8 「MJ」、始動”と書かれた謎の見開きも気になる「ジャンプ」

――発行部数約230万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

160801jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年35号の表紙&巻頭カラーは、新連載の『約束のネバーランド』。本作を手掛ける原作:白井カイウと作画:出水ぽすかは、今年2月に「ジャンプ+」に掲載された読み切り『ポピィの願い』でもタッグを組んでいる。今回の『約束のネバーランド』だが、「ジャンプ」では比較的珍しい、ダークファンタジー色が強い作品。それだけに「ジャンプっぽくない」という声もあるが、一方で「面白い」「続きが気になる」と評する声もあるので、今後の展開に注目したいところ。

 今号の掲載順位は、『約束のネバーランド』以下、『僕のヒーローアカデミア』『ONE PIECE』『ブラッククローバー』(センターカラー)、『ハイキュー!!』『銀魂』……と続く。完結が近い『ニセコイ』と『BLEACH』だが、次号予告によると“クライマックスセンターカラー”を飾る模様。22日発売の38号から2週連続で新連載がスタートすることがすでに発表されているので、おそらく次号と次々号で2作の連載が終わると予想される。

 今週の「ジャンプ」で注目を集めているのは、“やっと詳細が発表された”『斉木楠雄のΨ難』実写映画のニュース。すでに実写映画化が決まっている『銀魂』でメガホンを取る福田雄一が本作でも監督を、また斉木楠雄を俳優の山崎賢人が演じることが発表された。

 そんな本作だが、作者の麻生周一が目次で「実写映画の続報ようやく発表出来てホッとしてます。マジで消えたかと思いました…」とコメントしているように、15年6月の第一報から数えるとかなりの月日が経過(加えて、これまで音沙汰一切なし)。実写映画化より後に発表されたTVアニメが先に放送開始してしまっているという状態だ。本誌に掲載された福田のコメントによると、『銀魂』より先に監督をすることが決まっていて、脚本も『銀魂』より先に上がっていたとか。『銀魂』は2017年に公開を予定しているが、『斉木楠雄のΨ難』については公開日未定。その他のキャストなど、続報が待たれる状態だ。

 なお、福田のTwitter(@fukuda_u1)によると、山崎の配役も一昨年前に決まっていたよう。『デスノート』『orange』『オオカミ少女と黒王子』『四月は君の嘘』と、数多くの実写化作品に出演する山崎だが、比較的少女マンガ原作の作品が多め。イケメンキャラを演じて来た山崎が、“しゃべらない”斉木をどのように演じるか、楽しみにしたいところだ。

 今週の「ジャンプ」ではそのほか、『約束のネバーランド』の次ページに掲載された“謎の見開き”が注目を集めている。鳥山明のイラストと共に“8.8 「MJ」、始動 coming soon…”と書かれた見開きなのだが、これに「何が始まるの?」「モンスターズジョーカーかな?」「鳥山明の新作!?」と戸惑う声が上がっている。14年にも「ジャンプ+」創刊前に、荒木飛呂彦や天野明といった作家陣のイラストを使った謎の見開き広告が「ジャンプ」に掲載され、注目を集めたが、今回もその類なのだろうか……。8日発売の「ジャンプ」で明らかになりそうなので、続報を待ちたい。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

斉木楠雄のサイ難 18 (ジャンプコミックス)

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髪の毛はちゃんとピンクにしてくるのだろうか

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