友情と愛情の狭間にある切な過ぎる思い──ドラマ『時をかける少女』第4話レビュー

1608_tokikake0801.jpgドラマ『時をかける少女』公式サイトより

 男と女の間に友情は成立するのか? 今まで数限りなく問われてきた問題であろう。

 私の答えは「No」だ。

 例えば「尊敬」とか「信頼」を超えて「友情」を感じるほどの女性には、どうしても愛情を持ってしまう。

 このあたりは、各々の性格によるものであるから、どうしようもない部分はあるだろう。ただ、男性が女性に愛情を持っていて、その女性が男性に友情しか感じていないなら、それは悲劇だと思う。

『時をかける少女』第4話は、そんな悲劇を描いた話だった。

 翔平(菊池風磨)の告白を受けて、彼と付き合うことになった未羽(黒島結菜)。ピクニック、遊園地と、2人きりのデートを満喫する。

 一方、吾朗(竹内涼真)はひとり勉強に取り組むが、未羽のことを思ってあまり身が入らない。自棄になり、親と喧嘩した吾朗は家を飛び出してしまう。

 連絡を受け、吾朗を探す未羽と翔平。見つけ出すことのできない2人は、時間を戻って吾朗と話をしようとする。

 その時、2人の思惑が交錯する。「私ひとりの方が、いいかも」と言う未羽。その気持ちを理解できない翔平。

 2人とも吾朗の気持ちは知っている。ただ、翔平の生きてきた未来の世界では、恋愛自体が廃れているのだ。三角関係の(特に思いを遂げられなかった人の)気まずさや、やりきれなさに思いをめぐらすことは無理だろう。

 結局、未羽が押し切られ、2人で過去に戻る。ここでハプニングが起きる。

 思った時間にタイムリープできず、何度か過去をさまよってしまう。そしてたどり着いた目的の時間。

 家出した吾朗を捕まえる2人。「やりたいことをやろう!」と言う未羽。カラオケへ行き、次に3人がしたのは、学校のプールに忍び込むことだった。

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