キスマイ玉森裕太、初声優起用はやっぱり話題先行!? 中村悠一との差は歴然も熱意は見せる

1607_tamamori.jpg映画『キング・オブ・エジプト』公式サイトより。

 俳優やタレントが“声優初挑戦”というと、ネット上では賛否両論招きやすく、もしも“棒”だったりすると、さらに炎上という事態も発生したりしがち。

 今夏もさまざまな劇場アニメで声優以外の芸能人が声優を務め、予想外に上手くて歓迎されたり、一方で炎上したりしているが、ジャニタレの“キスマイ”ことKis-My-Ft2(キスマイフットツー)・玉森裕太も、実写映画『キング・オブ・エジプト』で主人公の盗賊青年・ベックで声優初挑戦をすることになった。その公開アフレコが20日に開かれたというのだが、玉森自身が話題先行でキャスティングされたのではないかと感じさせるようなコメントをして、報道陣を驚かせていたという。

 同作では玉森のほかに、モデル、タレントの永野芽郁もヒロインのザヤ役として出演しているが、それを取り巻いている声優が豪華で中村悠一、小山力也、中井和哉、沢城みゆき、菅生隆之、田中真弓といった実力派の声優がそろっている。当日、イベントを取材したワイドショースタッフがこう語る。

「この日は3シーンが公開され、うち2シーンは永野と玉森の掛け合いというというものでした。ただ、そのうち1シーンが中村と巨大な敵から走って逃げながらトークするというものでした。中村の演技とのレベルの差は歴然で、玉森の声が浮いているような感じに聴こえてきてしまうほど。司会も気づいたのか、『初めてとは思えない』とフォローしたり、永野も『玉森さんの声を聞いてザヤになれた』と絶賛してみたり、なるべく玉森を持ち上げようとしていました」

 だがイベントでは玉森自身も、自分がベックを演じることについて、疑問を呈するような一幕もあったのだとか。

「ベックと自分との共通点のことを問われた際に、『俺、1個もないんですよね。勇敢でもないだろうなと思うし、おちゃらけてもないだろうし。まったく自分とは違うから振り切って演じられました』とコメントしたり、苦労したというアクションシーンへは『普段、声を張らないし、絶対に出さないようなそういうリアクションの声だった』と話していたりと、“なんで自分が?”という雰囲気を、自ら出していました」(前出のワイドショースタッフ)

 とはいえ、そんな玉森も、役を演じるということに対しては、熱が入っていたそうで、現場ではこんな様子も見られたという。

「イベント開始が数分遅れたんですが、このことに司会から『直前まで練習していて遅れています』と伝えられ、マスコミ向けの絵作り的なものに近いものとはいえ、力を入れていたり、実際にアフレコでも、叫ぶシーンでは顔はもちろん、体全体で叫びを表現しようとしていたりと頑張りは見えました」(前出のワイドショースタッフ)

 キスマイというと、イベント会場で写真を撮られすぎたことからマネージャーから『アニヲタ活動自粛』を忠告されたというエピソードを持つ、ガチの“ラブライバー”宮田俊哉がオタクたちの間では有名。そんな宮田よりも先に声優起用されてしまった玉森だが、アメリカ本国でいまいち結果を残せなかったという本作を、日本でのヒットに導けるのか? 9月9日の公開が楽しみなところだ。

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可愛かったですよね、原作と似ているかどうかはともかく。

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