南條愛乃が見せた「掃除」への異常な執着…声優活動12周年の抱負は「まずは大掃除」!?

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――昨今の声優人気に伴い、気がつけば声優専門誌も定期・不定期を合わせて10誌以上が刊行されている。そんな“声優誌 群雄割拠”の時代にあって、各誌はどのような記事・企画をとりあげているのだろうか？　主要な声優誌を中心に、目玉記事や気になる企画などを紹介しつつ、各誌の特徴を分析していく――

「声優アニメディア」（学研パブリッシング）2016年8月号

■「声優アニメディア」2016年8月号
出版社…学研パブリッシング
発売日…7月9日（毎月10日発売）※日曜日の場合は前日発売
価格……1250円＋税
創刊……2004年

　12周年記念のオールカラー＆大増ページとなった「声優アニメディア」8月号。記念すべき今号は、南條愛乃が表紙・裏表紙・巻頭特集・巻末特集をジャックする計40ページの超大特集となっている。

　巻頭特集では、7月13日にリリースされた2ndアルバム『Nのハコ』をフィーチャー。インタビューで興味深かったのは、ソロシンガー・南條愛乃としての立ち位置だ。fripSideの2代目ボーカルやμ’sのメンバーなど、幅広く音楽活動を続けている南條。そんな彼女が2ndアルバムのコンセプトとして選んだのは「いまの南條愛乃という器には何が入っているのか」である。

　そこで今回のアルバムでは、彼女を知る作詞家9人が「南條をイメージして歌詞を作成」という試みに挑戦。愛称「ナンジョルノ」の名付け親であるはるかひとみをはじめ、KOTOKO、畑亜貴らの実力者、さらにはμ’sメンバーの飯田里穂というバラエティ豊かな作詞陣が顔を並べた。歌詞を通じて多角的に見た彼女を楽しめる──そんな貴重なアルバムと言えるだろう。

　一方、巻末特集は「声アニ」12周年に合わせ、来年声優活動12周年を迎える南條の「これまでとこれから」が語られている。なかでも印象に残ったのは、彼女の「掃除」への執着だ。12年前の自分にアドバイスを送るとしたら「部屋の片づけをやっておけ」、今日中に12万円を使い切るとしたら「不用品回収の業者を呼ぶ」、そして12周年に向けての抱負では「まずは大掃除」と、異なる場面で何度も掃除について言及していた。多忙なのかもしれませんが、そんなに部屋が汚いんですかね。

　さて、そのほかで気になったのは……

【祝！クラーク記念国際高校野球部、甲子園初出場！】
声優と関係ない見出しになってしまったが、先日、創部3年目で北北海道代表として甲子園出場を勝ち取った同校は、声優・放送専攻コースがあることでも知られている。今号の「声優志願クロスロード」夏のスクール特集でも同校が取り上げられており、おもな卒業生は大坪由佳や西山宏太朗など。また、市原隼人、北川景子、指原莉乃、岡田将生ら旬な芸能人も多く輩出している。札幌、仙台、東京、大阪、福岡など全国にキャンパスを増やし続けており、今後、同校出身の声優増加が期待できる注目校だ。

【井上麻里奈、夏の爽やかセクシー！】
井上麻里奈連載「マリnavi」の今号のテーマは「サイド見せ」。露出度の高いホルターネックのトップスに、サイドが大きく開いたシースルーのノースリーブを合わせるという、肌色成分多めのコーディネートがナイス！　本人曰く、「色っぽくなりすぎないよう、爽やかに見えるように注意した」とのこと。でも、男から言わせてもらえば、色っぽいか否かを決めるのは見る側ですからね？　ちなみに、別グラビアで登場した井口裕香もセットアップからウエストがチラリ。見せているんだか、見えちゃったんだか分からない衣装だが、いずれにしても肌色が増えるに越したことはない。

　気がつけば海の日も過ぎ、本格的な夏が到来。露出の多い服装が増え、男性には嬉しい季節である。というわけで夏真っ盛りの来月号は、さらなる露出を期待しているのです。
（文／神楽坂隆）