ついに発売決定! 『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』オリジナル版BGMのハイレゾ音源に隠された秘密とは?

1607_5pb_08.jpg『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』

「今年発売のゲームタイトルで、注目の作品は?」と問われたら、数多の作品の中でもまず、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(以下、『YU-NO』)を挙げたい。「名作」と今も語り継がれるアドベンチャーゲームの数々を生み出したクリエイター、故・菅野ひろゆき氏の代表作のひとつだ。オリジナルとなるPC-98版をフルリメイクした本作は、今年2月に発売とされていたのが延期となり、ようやく11月17日にPlayStation4、PlayStation Vita用ソフトとして発売となる。往年のファンとしては、本当に首を長くして待っていた!


1607_5pb_01.jpg今年は『STEINS;GATE』のタイムマシンが展示されていた5pb.祭り。

 そして、この『YU-NO』の最新情報が、7月3日に東京・ベルサール秋葉原で行われた「5pb.祭り2016」の「『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』トーク&ミニライブステージ」で明らかになったのだが……。本稿では、アメリカザリガニの柳原哲也をMCに、主人公・有馬たくや役の声優・林勇、豊富秀夫役の声優・江口拓也、そして制作を手掛ける浅田誠プロデューサーを迎えたトークステージの模様をお伝えするとともに、限定版に収録される楽曲のハイレゾ音源をフィーチャーする。【※記事の最後にはコスプレ写真あり!】

■本番中のステージで出演者が戸惑うまさかの展開が!?

1607_5pb_02.jpg【左】主人公の有馬たくやを演じた林勇。【右】裏の顔がある(!?)豊富秀夫役の江口拓也。

『YU-NO』のトークステージは、作品さながら(?)に、作中に登場する「ジオ・テクニクス社」のオフィスを簡易的に再現したという長机から、「ゲームに関するキーワードを探してゲーム情報をゲットしよう!」というゲーム形式で進められた。ファンとしては、ちょっと面白いシチュエーション(?)と思うも、林が長机でキーワードを探す役、江口がプレーヤーとして林に指示を出す役と忠実にゲームナイズされたのだが、これには思わず江口からも「一瞬でキーワードが見つかりますけど、大丈夫ですか? と言うか、僕要ります!? 指示出す役、要ります!?」とツッコミが。確かに、ごもっともだ。

1607_5pb_04.jpgプロデューサーの浅田誠氏。

 それでも、当然ながらゲームは始まり、最初に机の裏から見つけた最初のキーワードは「ゲーム音楽」。解説する浅田氏によれば、今回の『YU-NO』では、PC-98版でFM音源ボードという特殊な音源ボードを使用して再生していたオリジナル版のBGMを実機と特殊な機械を使用して、現代に蘇らせたという。しかも、FM音源を実機から収録し直しているのは、世界で初めてのことらしい。さらに、ゲームでは、BGMを選択でき、PC-98版とそれをアレンジしたリメイク版の2種類を楽しめるという。

 さらにゲームは続き、今度はノートパソコンの下から「追加素材1」との紙が。と、いきなりなぜか椅子に座る江口。「いや、さっきの打ち合わせで、『追加素材1』が出たら、椅子に座ってくださいと言われて」と江口が話すと、林も「それで、なぜか俺が江口のポケットを」と江口のズボンのポケットの中を探し始めた。が、「違う違う、何してるの!?」と柳原が慌てて2人に駆け寄る。そして3人で台本をチェックし始めると、江口が開口一番「だって、これ台本第3稿じゃないですか! 僕らがもらったのは、第1稿です!」。なんと2人に渡された台本が古く、指示が書かれていなかったらしい。急きょ、その場で打ち合わせがなされると、役に扮した江口のピチピチのスキニーパンツの後ろポケットから、キーワードが取り出された。キーワードは、「豊富秀夫」。豊富秀夫は、ジオ・テクニクス社の社員で、主人公の義母となる亜由美の部下。江口によれば、「このキャラクターは、本当に一癖も二癖もあった。これ、ゲームをやり進めていただければわかるのですが、とんでもないシーンがありますから、もうすごいですよ」ということらしい。

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