「なかなかいいキャスティングｗｗｗ」舞台『パタリロ！』パタリロ役の個性派俳優・加藤諒のビジュアルに賞賛の声!!

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株式会社ネルケプランニング公式サイトより

　本日22日、株式会社ネルケプランニングは今年12月に上演する舞台『パタリロ！』の出演キャストを発表し、その“再現度”が注目を集めている。

『パタリロ！』は、1978年に「花とゆめ」（白泉社）にて連載が開始され、現在はWebマガジン「花LaLa online」にて連載中の魔夜峰央によるギャグマンガ。82年にはアニメ化、翌年には劇場アニメ化もされた長寿人気作だ。また、作中には耽美的な少年愛・BL要素が多く含まれ、現在のBLブームの先駆的な作品でもある。

　気になるキャストだが、主人公・パタリロ役には、映画やドラマ、舞台など数々の話題作に出演し、その個性的なキャラクターでバラエティ番組にも引っ張りだこの俳優・加藤諒。元暗殺者の美少年・マライヒ役は、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで現在、海堂薫役を演じている佐奈宏紀、MI6所属の凄腕エージェンで“美少年キラー”のバンコラン役はミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの跡部景吾役や『仮面ライダー鎧武』（テレビ朝日系）の戦極凌馬役で人気を博した青木玄徳が演じる。

　さらに、マリネラ王国のタマネギ部隊には、細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生らが名を連ねた。さらに、原作者・魔夜峰央の世界観全てを表現することができるスペシャリストに与えられた称号“魔夜メンズ（別名：スペシャルエキストラ）”には、佐藤銀平、吉川純広、三上陽永、柴一平、香取直登らが出演する。

　6月に舞台化が発表された際、ネルケプランニングの公式サイトには、“パタリロを演じられる人類は存在するのか!?”とファンを煽る一文があり、案の定、ネット上では期待を寄せる意見のほか、まさかの2.5次元化に驚く声や、「無理だよ絶対www」「再現できるの？」と批判的な声が多数みられた。しかし、今回公開されたパタリロに扮する加藤のビジュアルに、「想像よりパタリロ感出てて恐ろしいw」「これはなかなかいいキャスティングｗｗｗ 」と賞賛の声が上がっており、中には「これ加藤見て思い付いた企画だろ」なんて声も。公式サイトを見ると、“パタリロを演じられる人類は………存在した！”と変更されており、制作側も自信をみせている。
　
　舞台化決定の際、一部からは「やれるのは加藤諒氏くらいしか浮かばない」「パタリロは加藤君かなｗｗ」などと声が上がっていたパタリロのキャスティングだが、加藤は、「そうです、恐縮ながら、ボクが演じさせていただきます☆素敵なスタッフの皆様、素敵なキャストの皆様と、素敵な『パタリロ！』を創り上げたいと思いますっ!!!果たしてどんな舞台になるのか、ご期待くださいませ♪パパンがパン♪♪」と意欲満々にコメント。作者の魔夜も、「『パタリロ！』の世界を、生きてる人間が表現できるとは思いませんでした（死んでる人間には無理でしょうが）。楽しみです」というように、その“再現度”は原作者も納得のようだ。

　加藤以外のキャストのビジュアルはまだ公開されておらず、「だーれが殺したクックロビン♪」で知られる『パタリロ！』を代表するギャグの「クロックビン音頭」は登場するのか、マライヒとバンコランのラブシーンはステージ上で再現されるのかなど、ファンの期待が高まっている舞台『パタリロ！』。続報を楽しみに待ちたい。

　人気マンガの舞台化といえば、もう一つ。現在TOKYO MXほかでアニメが放送中の日吉丸善による『初恋モンスター』（講談社）の舞台化が本日発売のコミックス7巻で明らかに。本作といえば、どう見ても高校生くらいに見える小学5年生奏とネガティブ女子高生・夏歩が繰り広げるラブコメディで、アニメ初回放送時には、声優陣の全力の下ネタ連呼が話題を集めた。

　公演期間やキャストなどの続報は公式Twitter（@hatsukoi_M）にて今後明らかになるそうなので、原作ファンはもちろん、舞台ファン、俳優ファンはこまめにチェックしよう。