ところが、フタを開けてみれば独特のテンポとノリこそすごいが、ギャグは勢いよくすべり、独特でビビッドな色合いは賛否両論、メガネを押しまくったわりには大してストーリーに絡んでこないとあって、当時のアニメファンからは「つまらなすぎる……」「糞過ぎて感動したわ」「声優がかわいそう」「地元が出るならと見たら…鯖江は今からでも提供辞めろよ」と大不評。
独特のテンポとノリに一部ハマるアニメファンもいたが、あくまで少数派。Blu-rayやDVDの売り上げも奮わず、もちろんファンが鯖江市に大挙して押しかけることもなかったようで、「聖地巡礼を狙った鯖江がかわいそう」「『ガルパン』みたいにはなれなかったね」「近くに住んでる奴らは聖地巡礼に行ってやれよ」と、同情する声もあがったほどであった。
そんな『メガネブ!』放送以後、鯖江市はメガネがキーアイテムとして登場する名作アニメ『電脳コイル』とコラボして、アニメファンから「乗り換えかよ」と批判されたり、町起こしのため「JK課」なる部署(非正規・仮想的な課名を模したプロジェクト名)を設立したり、正直迷走気味であったが、幸いにも今回の『ちびまる子ちゃん』とのコラボは好評のようだ。アニメでかわいそうなめに遭ってきた鯖江市のためにも、イベントの成功を祈りたい。
メガネで有名な福井県鯖江市が『ちびまる子ちゃん』とコラボ――で思い出される、とある伝説的なアニメとは!?のページです。おたぽるは、アニメ、話題・騒動、メガネブ!、ちびまる子ちゃん、ちびまる子ちゃん展in さばえ、久里洋二、福井県鯖江市、鯖江市まなべの館の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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