「選ばれし審神者しか行けない」ミュージカル『刀剣乱舞』が厳島神社ライブに審神者涙目!!　チケットを鹿に食べられる!?

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ミュージカル『刀剣乱舞』公式サイトより

　DMMゲームズとニトロプラスが共同製作した人気ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』が原作の大人気作、ミュージカル『刀剣乱舞』が広島・厳島神社でのライブ公演を発表し、“審神者（さにわ）”たちから注目を集めている。

　個性豊かな“刀剣男士”を、2.5次元舞台を中心に活躍する人気若手俳優が演じ、公演チケットは即完売する超人気作『刀ミュ』。公式サイトによると、今回のライブは、厳島神社の世界遺産登録20周年記念奉納行事の一つとして行われるそうだ。先日発表となった12月開催の「ミュージカル『刀剣乱舞』LIVE」に先駆け、刀剣男士11名が一堂に会し、厳島神社の国宝高舞台にて、今年5月に上演された『阿津賀志山異聞』公演と、10月に上演される新作公演の楽曲と名シーンで綴るスペシャルライブ『ミュージカル刀剣乱舞　in　厳島神社』を行うとのこと。

　会場となる厳島神社は、日本三景の一つでユネスコ世界文化遺産にも登録されており、神社のある宮島全体が、神が宿る「御神体」であるといわれている神聖な地だ。これまでにも奥田民生や石井竜也など、様々なアーティストがライブを行っており、今年5月には藤井フミヤが世界遺産登録20周年記念事業の一つとして高舞台に立った。『刀ミュ』はそれに続くことになる。

　同作では、16日から赤坂ACTシアターにて『公式ファンサイトプレミアム会員限定LIVE』を開催し、3日間計9公演が行われ、その動員数は3日間で約1万2,000人。対して、今回の厳島神社でのLIVEは一公演のみ、最大キャパは1,200となるため、チケット入手は大激戦となることが予想されることから、ネットでは「選ばれし審神者しか行けないやつ」「これ果たして取れるのか……」「これに当たるのって前世でどんな功徳積んだらいいの……？」という声が多数上がっている。中には舞台版の『刀剣乱舞』の東京公演が行われたシアター1010のキャパが約700席と厳島神社よりも小さかったことから、「みんな希望を持って」と、ポジティブな審神者もいるようだが……。

『刀ミュ』といえば、作中のライブパートで応援グッズの使用が認められており、キャラクターにちなんだ色のペンライトや、「祓って清めて」「斬って」などとメッセージが書かれたうちわを持って、“推し”の刀剣男子を応援するのがお馴染みとなっている。しかし、今回の公演は奉納行事となるため、公式サイトでは「サイリウム・ペンライト・うちわなど全ての応援グッズの持ち込み・使用は禁止とさせて頂きます」と注意を呼びかけており、Twitterでも「記念奉納行事だから観覧する立場の私たちはそれ相応の態度を取らねばならない」「とにかく厳島神社ではマナー徹底しよ」などの声が見受けられる。日本屈指の名社でのライブに、審神者たちも意識が高まっているようだ。

　注意事項にはさらに、「宮島に生息する野生の鹿が、チケット等を食べてしまう事例がございます。チケットをお持ちでないと、いかなる場合においてもご入場頂けません。お手荷物には十分にご注意下さい」との一文があり、「注意書きわろた」「やめてほんと笑うwwwwww」と話題を呼んでいるが、「これまじなのでご注意くださいね。奴らなんでも食べますので……」というように、どうやら本当らしいので、参加の際は、チケットの管理に十分注意してほしい。