有田シュンのオタク訪問【第3回】

パンツァーフォー! 「オタク陸上チームを作りたい」“日本最速のガルパニスト”コトブキヤ・稲田翔威のガルパン愛に迫る!

■「一人抜かれるごとにグッズ一個没収」の真相!

1607_inada_2.jpg

――稲田さんがオタクになったきっかけを教えてください。

稲田 中学生の頃に見たアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』です。友達が見ていたEDテーマ「ハレ晴レユカイ」のダンスを見たときにグッとくるものがあり、それがきっかけで自分も視聴するようになりました。その後、いつの間にか自分も『ハルヒ』にハマってしまい、やがて『みなみけ』や『喰霊-零-』など、ほかの作品もいろいろ見るようになりました。

――グッズも、いろいろと持っているそうですが。

稲田 最初はキーホルダーやストラップなど小物を買っていたのですが、最近はBlu-rayやタペストリー、イベント限定グッズなどを買ったりしています。そこまでたくさん持っているわけではないのですが、フィギュアもちょくちょく買っています。専用の棚も買って、そこに飾っています。

――大学時代は「一人抜かれるごとに、一個ずつフィギュアをコーチに没収される」というエピソードが話題になりましたね。

稲田 コーチも、フィギュアだけじゃなくタペストリーやポスターも大学の寮にいっぱい貼っていたのを知っていたので、「次抜かれたらグッズを一個ずつ持ってくよ」と言われたんです(笑)。最初にそう言われたのが、ちょうど伸び悩んでいたスランプの時期で、このままでは箱根も走れないかもというくらい調子が悪かったんです。そこで、まずは「練習でタレる(先頭集団から切り離される)ごとにグッズを一個没収」というルールが設けられて、「これはまずい」と危機感を覚えました。そこで本気を出してがんばっていたら徐々に調子が出てきて、スランプから抜け出すきっかけになったんです。グッズ没収というのが、本当に怖かったんです(笑)。

――アニメ好きのアスリートの中には、「趣味とスポーツの成績は別」という方もいらっしゃいますが、稲田さんの場合は両者が直結しちゃったわけですね。

稲田 そうですね。直結してますね(笑)。

――アニメが、走るときの励みになるようなことはありますか?

稲田 『ガルパン』はスポーツをやっている人にとって、共感できることがたくさんあるのではないかと思います。そういうアニメを見て元気づけられたり、自分もがんばろうと思えたり、モチベーションにつながることがあるんじゃないでしょうか。ちゃんと本編を見てみると、女の子たちが一つの目的のために協力しつつ、各個人が成長していくというアニメなので、ただの萌えアニメではないとわかると思います。

――アニメソングを聴きながら走って、モチベーションを上げたりすることはありますか?

稲田 たまにやります。ゆっくり走っているときは、アニソンやアニラジを聴いていたりします。

パンツァーフォー! 「オタク陸上チームを作りたい」“日本最速のガルパニスト”コトブキヤ・稲田翔威のガルパン愛に迫る!のページです。おたぽるは、インタビュースポーツその他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!