『ドラゴンボール超』第51話レビュー!! ド低迷の4％台からＶ字回復中！　トランクス×マイのいちゃいちゃも可愛い

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TVアニメ『ドラゴンボール超』公式サイトより。

　相変わらずシリアスなオリジナルドラマが展開中の『ドラゴンボール超』（以下『DB超』、フジテレビ系）。10日放送の第51話「時をこえた想い　トランクスとマイ」は、ブルマが隠し持っていた（そしてその存在を忘れていた）もう1台のタイムマシンが登場、そして“未来”トランクスが語る悲惨な未来とマイの状況とは――という説明回だったが、視聴率は前回50話より微増の7.3％（ビデオリサーチ調べ）と相変わらず好調。

　これまで常に2～3％ぐらいの差をつけて上にいた、『DB超』後に放送されている『ワンピース』が今週は8.5％、『ちびまる子ちゃん』が7.8％。大分差を縮めてきているので、ここ数年、あまり変動がなかったアニメ番組の視聴率ランキングに変動があるかもしれない。

　さて第51話は、「時をこえた想い　トランクスとマイ」というタイトルどおり、“未来”トランクスと現代のロリ・マイが非常によい雰囲気であった。未来の世界でマイを失った（どうも生きているっぽいが）“未来”トランクス。ロリ・マイを見て“未来”トランクスが感慨にふける姿もいいし、イケメンに手を握られてポーとなるマイも可愛い。

　ネット上でも「マイたそ、かわいい」「赤くなって照れてるマイ可愛すぎだろ」と大好評。中身はもうババアであることにさえ目をつぶれば、今夏クールで放送されているいろんなアニメの中でもトップクラスのヒロインぶりではなかろうか。現代のチビ・トランクスが、“未来”トランクスにポーとなっているロリ・マイに対して妬いている様子も可愛らしい。

　“未来”トランクスが語る未来の世界でのマイが、人造人間に抵抗する『ターミネーター』のサラ・コナーみたいだったり（仕掛けた罠とかも、ちょっとオマージュが入っているし）、ピラフ・シュウへの扱いがすごくぞんざいだったりと、楽しいエピソードが多かったのだが、一番興奮したのはクソED後の次回予告だったりもする。

　次回52話「師弟再会　孫悟飯と“未来”トランクス」では、“未来”トランクスが孫悟飯と再会！　予告の中の短い時間ではあるが、“未来”トランクスの師匠であり、孫悟空がいない世界で、“未来”トランクスとたった2人で人造人間たちと戦っていた隻腕の“未来”孫悟飯が登場したのだ！

人造人間との戦いで命を落としてしまう彼は、ストイックで悲劇的で、短い登場シーンの割には大変人気が高いキャラクターなのだが、久しぶりの登場でファンは大喜び。さらにトランクスと悟飯の絡みを心待ちにするファン、「グレートサイヤマン」状態の悟飯と会ってトランクスはガッカリするのではと心配するファン、そして『DB超』ではこれまでいいところなしの悟飯が、ようやく良いところを見せてくれるのではと期待するファン、さまざまな反応をネット上では見ることができた。ブラック孫悟空の正体にも何やら近づきそうだし、次回も非常に楽しみだ。