特典会に感動しつつ、ホールに戻るとステージ上では早くもラストスパートに入っている。
パフォーマンスしているのは「Maria」。サングラスとランドセルといういでたちのインパクトが大きい。加えて、曲は激しいロック調で、会場はどんどんと熱を帯びてくる。
ラストは3組。
東北から仙台の「杜の都センセ→ション」、「パクスプエラ」が参戦。それぞれ、モーニング娘。や東京女子流のカバー曲などを披露。
そして、最後の出演者は動物園系アイドル「キャンディzoo」。さすがにトリを任されるだけあって、盛り上げがうまい。会場をあおりつつ、エンディングの出演者コラボへとなだれ込む。
ここでは、今日の出演者がステージに上がり、コラボ曲を披露する。
歌われたのは、可憐Girl’sの「Over The Future」、Buono! の「初恋サイダー」、BiSの「nerve」。いずれもライブアイドルの現場では定番の盛り上がり曲だ。
一昔前のイベントであれば「LOVEマシーン」や「ヘビーローテーション」が定番だったのだが、今日出演していたアイドルたちにしたら、それらはもう懐メロ中の懐メロなのである。ラストの熱狂に加わりながら、「時代は変わるんだなぁ」と実感した一瞬だった。
最後の最後、出演したアイドル全員が出てきて、「KIF、最高ー!」のコールでお祭りは終了。
アイドルも、客席もみんないい顔をしていた。
ステージ上に並んだキッズアイドルたちと、幸せそうな客席を見て、「ああ、ここは聖域なんだ」って思った。
正直、選挙の結果とか、国の将来なんてどうなったっていいけど、この僕たちだけの宝物はなくしちゃいけないと思った。それくらい素晴らしいイベントだった。
主催者の方によると、第2回以降の開催も検討中とのこと。ぜひこのイベントが長く続いてほしい。
そして、5年後、10年後には、この第1回が伝説となるような、そんな日が来たら素敵だと思う。
(文=プレヤード/写真=平澤清司)
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