気分はSchool Daysな“言の葉”登場! ハガレンも真っ青な展開に!?【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】

気分はSchool Daysな言の葉登場! ハガレンも真っ青な展開に!?【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】の画像1朝日放送『魔法つかいプリキュア!』公式サイトより

『魔法つかいプリキュア!』(以下『まほプリ』/テレビ朝日系)をオタク目線で毎週追っかけてお伝えする、【まほプリ(ほぼ)全話レビュー】。7月10日放送の第23話「これからもよろしく!おかえり、はーちゃん!」は、幼女から少女に成長したはーちゃん(声・早見沙織)主人公回で、キャラクターの魅力を存分に見せつける回となった。

 本編パート開始直後に、みらいが「おかえり、はーちゃん!」と喜び、タイトルをそっこーで回収。さらに、モフルンが、はーちゃんに「会いたかったもふぃゆ」(※原文聴いたまま)と、謎の語尾をつけていたが、30代アニメ好きおっさんとしては、『ARIA』で知られる天野こずえさん原作のアニメ『あまんちゅ!』が7月から始まって、かわいい鳴き声を発する飼い猫・ありあに、危機感でも抱いているのかなと勘ぐってみたりして。

 はーちゃんがなぜ、2人のもとに帰ってこれたのかなどの謎は解決しない上、はーちゃんがリンクルストーン・エメラルドを持参していたことから、リコがナシマホウ界にいる目的を、ついでのように達成というおまけつき。それでもリコが「エメラルドも見つかっちゃったし……」と、実はみらいと一緒にいたくて、見つからない方がよかったとも取れる言い回しをしたり、みらいも「私とリコとモフルンがお母さんでやっとまた会えたのに」と、母性的なことを言いだすので、ついニヤニヤしてしまう。

 はーちゃんは普段は結構ドジっ子設定なようで、トコトコ期まであった羽が、成長してなくなったことに気づかず落下したり、これまで小さな体なら入れていた場所に入れなくなってしまうギャップに驚く。しかし、リンクルスマホンの力が作用してか何もない無からホウキを取り出すという、『鋼の錬金術師』の等価交換も真っ青な恐るべき能力を見せつけ、リコが“ぶっちゃけありえな~い”と、反応するのも止む無しだろう。

 敵方では、前回から登場した怪物・ラブーがヤモーを復活させたという事実を伝えつつ、ヤモーが前回倒されてから数時間もしないというのにプリキュアに再戦を挑む。受けて立つプリキュアはトリッキーさがウリのトパーズ変身。しかし、ヨクバールはドクロクシーの骨で強化されているからかまったく歯が立たない。

 そこで、はーちゃんが「私もプリキュアになる!」と、キュアフェリーチェに変身。口調も変わるとともに、片手で敵を圧倒。キュアミラクルとキュアマジカルが必殺技を放つも足止め程度で、トドメははーちゃんに譲る――と、なんかえらくパワーインフレが起こっており、キュアフェリーチェ>>>>マジカル&ミラクルみたいな構図になってきたような……。

 その後、魔法学校の校長には、食い気味でまくしたてナシマホウ界での生活の続行の許可を得たり、みらいの母・今日子にもはーちゃんの居候を認めさせる。今日子がはーちゃんの名前を尋ねると、「花海ことは」と、名乗るはーちゃん。かすかに花の海にいた記憶を“思い……出した”ことと、校長から「言葉は言の葉(ことのは)」と言われたことを組み合わせたらしい。しっかし、「言の葉」と言われると、後ろに“の庭”とつけるか、痴情のもつれがえげつない結末を迎えTV放送最終回が「Nice Boat.」化したアニメ『School Days(スクールデイズ)』を思い出し「かなーしみのーむこーへと」と、急に歌いだしたくなってみたりして。

 エンドカードでは、次回がことはの部屋のリフォーム回というのを意識したのか、小さなお友だちのイラストではなく家の間取りを提示。しかも、右下には検索ボタンをクリックする図があり検索窓には「ABC 魔法つかいプリキュア」と入れ込まれる丁寧さ。さすがABCハウジングを展開する朝日放送の系列だけあって、宣伝も抜け目なしであった。
 (文/ティエリア88)

「Live Love Laugh」

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はやみん、どこまで出世するのか

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