村川梨衣ライブは、“禁止行為”解禁でも温かい紳士ばかりの現場に!? ファンのある行動に「感動した」の声も

1607_riesyon.jpg村川梨衣オフィシャルサイトより。

 今年3月に地上波の人気バラエティ番組『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)に出演し、SMAP・中居正広からイジられたり、6月1日の誕生日に1stシングル『Sweet Sensation/Baby, My First Kiss』でアーティストデビューしたりと快進撃を続けている声優の“りえしょん”こと村川梨衣

“第二の金田朋子”とも“小林ゆうと金田朋子を足して2で割ったような人”ともいわれ、そのハイテンションなトークやぶっ飛んだトーク、“黙っていれば”可愛らしいルックスなど、さまざまなチャームポイント(?)で親しまれている。

 そんなりえしょんが、7月2日に都内の科学技術館 サイエンスホールで「Rietion Session LIVE PARTY!!」を開催。1、2部の公演でそれぞれキャパいっぱいの計800人が集まったそうなのだが、現場はマナーのいい“紳士”が異常ともいえるほど多く集まり、りえしょんを感動させていたという。高い倍率という中、1部の公演に当たったというラッキーな30代のファンが、まずはそのライブの様子を語る。

「バースデーのイベントのとき、場内に音楽が流れてそれに合わせて歌うという方式だったと聞いていたので、今回もそうかなと思っていたんですが、場内にはギター、ベース、ドラムが置かれていて、生バンドとのセッションでビックリしました。以前、りえしょんが曲に合わせてダンスする動画が人気になりましたけど、音感がいいんでしょうか、新曲が多かったのに生バンドともしっかり合っていて、新たな一面を見た気がしました」

 しかも、同日のライブでは、アイドルのライブ現場では禁止されるケースが多い、“ある行為”が公式にOKとなっていたそうで……。

「ライブ開始前に司会の人が『きょうはジャンプOKです』『過度なのはさすがにですが、みなさんを信じてますので』と、呼びかけてたんです。最近のライブ会場だとNG行為なのに、逆によくそこまで言ってくれたなと、感心しちゃいました。とはいえ、1曲目だけに限って言えば、新曲で会場の全員が聴いたことのないスロー目の曲だっただけに、席から立ち上がるタイミングを逃して、誰も立てなかったのですが(苦笑)。ほかのファンの方もその悔しさがあったのか、その後の曲は場内総立ちで一層、盛り上がってました。でも、ほどよくジャンプする人はいても過激なジャンプをする人は誰もいませんでしたよ」(前出の30代男性)

 さらに、ファン有志がりえしょんへサプライズするという自主企画も敢行されたのだとか。

「事前に、数人のファンの方がサイリウムを観客1人1人に配っていたんです。そのサイリウム1つ1つにカラー印刷のチラシがついていたんですが、それによると、りえしょんがパーソナリティを務めている『村川梨衣の a りえしょんぷり~ず』でりえしょんが、座席でサイリウムを色分けして虹を作る事ができないかなと願望を発言していたらしくて、それを叶えるために任意で構わないので参加してもらえたら嬉しいというような趣旨でした。その有志のファンの心意気に応えたのか『Sweet Sensation』のときに、会場のファンほとんど全員が乗っかって、配られたサイリウムをふり、客席はきれいな虹がかかったようになって、大成功でした。りえしょんもそのサプライズに感激して言葉が出なかったようで、ハイテンションも忘れて何度も何度も『ありがとう』と感謝してました。しかも、その有志のファンたちがすごかったのは終演後に、サイリウムを入り口で回収したり、置いて帰った人はいないかと見回りしていたんです。主催者っぽい人が『よし、その場に(サイリウムとか)置いていった人なしだ!』と言ってて、りえしょんのファンはマナーのいい人ばかりというのが感じられるようで感動しました」(前出の30代男性)

 昨今、アイドルや声優たちのライブ観劇のマナーに関連した、悲しいニュースが出ることも多いが、りえしょんファンには自分たちが楽しむだけではない、りえしょん自身を楽しませようとする温かい人が多いということが分かったライブになったようだ。

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