代アニが銀河劇場の名称変更撤回でファン安堵! 一方で「結局本番練習はなくならない」と“本番練習”への不満は消えず……

1607_yoaniginnga.jpg代々木アニメーション学院公式サイトより

 4日、専門学校・代々木アニメーション学院(以下、代アニ)は、今年2月に収得した「天王洲 銀河劇場」について名称の変更はせず、来年の4月1日以降もそのままの名称で運営することを発表。演劇ファンを中心に喜びの声が上がっている。

 代アニは、株式会社ホリプロが運営する「天王洲 銀河劇場」を収得したとして、17年4月から名称を変更し、「天王洲 YOANI劇場」として運営することを今年2月に発表した(参考記事)。

 今回の劇場名変更の撤回について代アニは、「当初は、2017年4月1日より『天王洲 YOANI劇場』として運営する事と発表しましたが、その後も劇場名についての協議を継続しておりました。この程、株式会社ホリプロとの交渉が成立し、『天王洲 銀河劇場』の名前での運営が継続出来る事が正式に決定されましたので、今回のご報告となりました。」と、公式サイトで名称継続に至った経緯を説明している。

 2月の「天王洲 YOANI劇場」の設立発表時には、演劇ファンを中心に「最高にダサすぎる」「めちゃくちゃショックなんだけど……」「銀河劇場を返してくれ」と批判が殺到。しかし、今回の名称続投の発表を受けて、「やったー!銀劇名前変わらない!!嬉しい!!」「銀劇名前残るのね~ 本当に良かった!」「ホッとした」と、安堵の声が多数上がっている。

 以前、劇場の収得に伴って設立される「声優2.5次元演劇科」のカリキュラムの一つ、銀河劇場を使用して行う“本番練習”についても、演劇ファンのみならず俳優ファンにも大きな波紋を呼んだ代アニ(参考記事)。そのため名称続投に歓喜する一方で、「本番練習とやらもなくなればいいのに」「銀河劇場っていう名前で本番練習して欲しくない」「運営は変わらないから結局本番練習とかいうのなくならない……」と、未だ謎に包まれたままの“本番練習”について、不満を嘆くファンもいるようだ。

「代アニでは、6月に行われた2.5次元演劇科の体験入学で、ミュージカル『テニスの王子様』や舞台『弱虫ペダル』、舞台『刀剣乱舞』などの大人気2.5次元作品で活躍する俳優・染谷俊之さんをゲストに招き、実技指導を行っています。参加者からは『とても良かった』『楽しかった』との感想が上がっていたようですが、一方でその俳優のファンからは、『代アニに関わってほしくなかった』『代アニの舞台出るやつじゃん……』といった声が上がったり、舞台『幕末Rock』という2.5次元舞台作品が教材に使われたことから、『生徒が幕末Rockに出るの!?』『本番練習に使われる?』などと、様々な憶測が飛び交い、混乱を招いています。『天王洲 YOANI劇場』への変更が撤回されたことは嬉しいですが、“本番練習”についても、ファンが安心できるような説明や改善策があるといいのですが……」(俳優ファン)

“本番練習”をめぐる代アニとファンの抗争はまだ続きそうだ……。

代アニが銀河劇場の名称変更撤回でファン安堵! 一方で「結局本番練習はなくならない」と“本番練習”への不満は消えず……のページです。おたぽるは、その他演劇の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!