現在もゲームセンターは大いに賑わっているが、1970年代~90年代の盛り上がりを知る向きにとっては、やや“レトロ趣味”になった感があるかもしれない。だが今後、意外な方向からゲームセンターが復活する要素があるという。
■“ワイヤレス多人数VRゲーミング”は一部で実現
先の6月14日から16日までの3日間にわたり米・ロサンゼルスで開催された世界最大級のゲーム展覧会「E3 2016」で注目されたのは、なんといっても今年から本格的に幕が開けるVRゲーミング関連の各社の展示だ。しかし面白いことに、VR関連の話題が盛り上がるほどに、やや意外な議題が持ち上がることになったようだ。それは、VRゲーミングの隆盛がゲームセンターとアーケードゲームの復活につながるのではないかという議論だ。まさに次世代のアーケードゲームを意味する「Arcade 2.0」というコンセプトが議題にのぼったという。
VRゲーミングでアーケードが復活するという最も大きな根拠は何か? それはある程度の空間で複数の人数でプレイするVRゲームがすでに一部で商業運用されているからだ。
先頃ドバイでオープンしたゲーミングエンターテイメントテーマパーク「Hub Zero」では、VRゲームのアトラクション「Virtual Arena」が運営されている。ここでアーケード型のVRゲームシステムを手がけているのは米ワシントン州シアトルのVR技術会社「VRcade」だ。
現状の次世代型VR用のヘッドセット(HMD)はご存知のようにケーブルでPCなどと繋がれているが、「BBC」の記事によれば、このVRcadeが提供するシステムではケーブルのない“ワイヤレス多人数VRゲーミング”を実現しているというから驚きだ。
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