ある意味7月クールの最大の“台風の目”!? 新設TVアニメ放送枠「あにめのめ」インタビュー!

1607_animenome.jpg「あにめのめ」公式サイトより。

 いよいよ放送間近となった夏クールの新作アニメたち。人気原作を抱える期待作もあれば、オリジナル作品もある。それぞれの出来栄えが楽しみなところだが、今クールには、そういった普通の新作とはまたちょっと違った意味で、アニメファンの注目を集める新作がある。

 アスミック・エース株式会社、株式会社トムス・エンタテインメント、シンエイ動画株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画、住友商事株式会社という5社が集結、共同事業プロジェクトを始動するとともに、アニメ放送枠「あにめのめ」を新設。第1弾放送作『甘々と稲妻』を7月4日、TOKYO MXほかで放送開始していくという。

 アスミック・エース、トムス・エンタテインメント、シンエイ動画はアニメファンにはなじみのある企業だが、JR東日本企画と住友商事はアニメ枠の新設にどんな関わりあい方をするのか、具体的にどんなプロジェクトを展開していくのか。そして新放送枠「あにめのめ」は、今後どんな展開を企画しているのか。

 ある意味、夏クールで最も注目すべき「あにめのめ」――というわけで、さっそく共同プロジェクトに聞いてみた!

―― アスミック・エース、トムス・エンタテインメント、シンエイ動画、ジェイアール東日本企画、住友商事の5社による共同企画とのことですが、どういった経緯でこの5社は集結したのですか?

あにめのめ●もともとはトムスとシンエイの2社で「放送局などメディア側の事情に左右されずに、魅力的な企画を自ら積極的に発信していく機会を作りたい」という理念の元に、本企画が立ち上がりました。この理念にジェイアール東日本企画さん、住友商事さん、アスミック・エースさんの3社から賛同をいただき、新しいアニメビジネスの形として5社によるプロジェクトチームが発足したのです。
 ジェイアール東日本企画さんは作品の販促プロモーションを、住友商事さんは海外販売を、アスミック・エースさんは国内配信を、それぞれの会社の得意分野として展開していきます。

―― 単なるアニメ作品の制作・放送、あるいはメディアミックスプロジェクトに止まらず、新アニメ枠創設に至った経緯と、その意図・狙いについてなど、教えてください。

あにめのめ●先に申し上げた通り、「魅力的な作品企画を、主体性を持って積極的に制作していく」ために、自らが枠を創設することといたしました。

―― 新作アニメ『甘々と稲妻』以外に、どんな展開をご用意されているのでしょうか。また、ジェイアール東日本企画さん、住友商事さんはそこへどのように参加されるのですか?

あにめのめ●現状では、『甘々と稲妻』、10月より放送開始予定の『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』の2作品を発表させていただいておりますが、基本的には通常のアニメビジネス展開を予定しています。ジェイアール東日本企画さんは作品の販促プロモーションを、住友商事さんは海外販売を担当しています。

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