カウンターの向こうからゆっくりと、つむぎの可愛らしさにデレデレしてればOK!? “あにめのめ”第1弾作『甘々と稲妻』シリーズ構成・広田光毅氏インタビュー!

1607_amam03.jpg遠藤璃菜ちゃんが演じるつむぎ。かわいい

■つむぎを息子の友だちぐらいの距離に感じています

―― たしかに、つむぎの言動や気持ちの変化は、本作のキーポイントだと思います。広田さんにはお子さんがいらっしゃるとお聞きしましたが、つむぎを見て思い出すことがあったり、逆にお子さんの様子がフィードバックされるようなことはありましたか?

広田 多かったです。私のところは息子2人なんですが、姉に娘が2人いて、彼女たちがつむぎぐらいだったころを思い出すと、よくわかるなと感じることがありました。大人だと「こんなこと本当にするかな?」と思うところもあるかもしれませんが、雨隠先生はとてもよく取材されているなと感嘆しました。言い回し一つとってみても、「たしかに子どもって、たまにこういう言い回しするよね」とうなずけるところが多かったです。あと私の下の息子が、つむぎちゃんより一つ上ぐらいの年齢なんです。つむぎちゃんは、お母さんがいないことでひょっとしたら大人びている一面があるのかもしれませんけど、息子の同級生の女の子たちを見るとすごく納得できることが多い。僕自身、つむぎを息子の友だちぐらいの距離に感じています。

―― そのつむぎを演じるのは子役の遠藤璃菜ちゃんです。脚本を仕上げる際に、言葉使いを10歳の女の子に通じるように工夫されたものですか?

広田 岩崎監督やPDからはつむぎ役は子役の子に、というのは当初から意見としてありましたけど、先ほどもいったとおり、つむぎが本当にちゃんと描かれているので、そのままでいいんじゃないかと、そこで特に工夫したりはなかったです。あとは現場で遠藤さんがつむぎの言葉を発したときに、どんな化学反応を起こすのか。そこ次第だと思いましたから、子役の遠藤さんだから言葉遣いをどうこうというのはありませんでした。ただ、アフレコの現場にお邪魔しても、もうブースのオッサンたちが皆ニヤニヤしているんですよ。

―― 大人たちが璃菜ちゃんにデレデレしているわけですね(笑)。

広田 そうそう、私の知り合いからも「周りのおっさんたちが『甘々と稲妻』はつむぎが可愛いし、あれは見るよって言ってます」と言われたりするので、監督と「これはアニメ界に新しい風が吹くね」と言い合っていたりします(笑)。

―― アフレコも中盤まで進んでいるとお聞きしましたが、犬塚公平役の中村悠一さん、小鳥役の早見沙織さんとのコンビネーションにも、かなり手応えを感じてらっしゃる感じですか?

広田 犬塚父子、小鳥ちゃんがいるな、と素直に感じます。私は画を見ながら声を聞いているんですが、そこに3人がいるなと。たまにブース内を見たり、ブースのオフの声が聞こえたりすると、中村さんも早見さんも、璃菜ちゃんによくちょっかい出すというか、よく声をかけたり、構ってもらいたがっているみたいですよ(笑)。もちろんチームワークを培おうという一面もあるんでしょうけど、基本、お2人もデレデレっぽいです。

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