HKT48・指原莉乃が代アニの新プロデューサーに！　9月設立の新コースでは、あのアニメ映画とのコラボで“本番練習”も!!

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専門学校・代々木アニメーション学院公式サイトより

　28日、専門学校・代々木アニメーション学院（以下、代アニ）が新たなプロジェクトを発表した。今年4月1日に名誉学院長兼総合プロデューサーに就任した秋元康とともに、アニメ及びエンタテインメント業界の発展に取り組むため、小室哲哉、つんく♂、HKT48・指原莉乃の4名がそろって学院のプロデューサーとして就任したという。

　代アニの公式サイトでは、4名それぞれのコメントが発表されており、不登校だった中学時代をモーニング娘。に支えられたという現役アイドルの指原は、「9年前の私のように悩んでいる人の背中を押してあげたいです。一番、好きなことから始めようって。私なんかに何ができるかわからないけど、アイドルヲタの立場から、私の理想のアイドルをプロデュースしたいって思って、このプロジェクトに参加しました。よろしくお願いします」と、自身の経験を交えつつ、プロデューサー就任に対する想いを語った。

　そして、プロデューサー就任とあわせて発表されたのが、今年9月の「エンターテイナー[夜]コース」の設立。幅広い世代から新たな人材を発掘することを目的として、声優、2.5次元／俳優・女優、アイドル、シンガーを目指す人を対象に開講される。

　4名の大物プロデューサーからバックアップを受ける代アニだが、一方で、今年2月に来年3月末をもって営業を終了する東京・天王洲 銀河劇場を収得した際、それに伴う劇場名の変更・撤回や、“本番練習”をめぐって「名前が最高にダサすぎる」「名前残るのね～ 本当に良かった！」「本番練習は作り手・演じ手・劇場・観客、舞台に関わる全方面に敬意が感じられないのが嫌」とこれまでさまざまな議論を呼んできた。（参考記事 ）

　しかし、「エンターテイナー[夜]コース」が行う就職・デビューを見据えた代アニ独自の教育プログラムの“本番練習”では、HoneyWorksのアニメ映画『～告白実行委員会～』シリーズの第2弾『好きになるその瞬間を。～告白実行委員会』とのコラボレーションなどが決定しており、来年4月に新設される「2.5次元演劇科」では、制作会社のネルケプランニング、マーベラス、ぴえろの3社から、生徒の育成から実際の舞台出演まで全面的にバックアップを受けるなど、生徒の教育の一環として積極的に様々な取り組みを行っていくようだ。

　実際にも、ネルケプランニングが制作し、現在赤坂ACTシアターにて上演中のAKB48・柏木由紀主演舞台『マジすか学園』に、代アニの学生3名がアンサンブルとして出演しており、23日に行われた2.5次元演劇科目の第2回目の体験入学には、ネルケプランニング代表取締役会長の松田誠氏や、ミュージカル『テニスの王子様』手塚国光役や舞台『弱虫ペダル』巻島裕介役の馬場良馬と、超歌劇『幕末Rock』沖田総司役、舞台『刀剣乱舞』宗三左文字役の佐々木喜英をゲストに迎え、舞台の裏話や演劇指導を行うなど、実践教育に本格的に力を入れている。

　今後も話題を呼びそうな代アニの取り組み。“本番練習”がどのような拡がりをみせるのかにも注目していきたい。