少女の夏の成長物語スタート！ ドラマ『時をかける少女』第1話レビュー

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　では、せっかくなので、脇を固める美少女達にも目を向けていこう。

　まずは、深町と一緒に現代にやってきた、未来人「ゾーイ」役の吉本実憂。15歳の時に「全日本国民的美少女コンテスト」グランプリを受賞した逸材で、現在はアイドルユニット「X21」のリーダーとしても活躍している。

　未来に戻る薬をなくしてしまった深町につらくあたるが、なぜかキュウリやキャベツをかじっている姿が妙に可愛らしく見えた。

　原作にはないキャラクターで、今後出演シーンも多くなると思うが、演技経験も豊富な彼女が、どんな未来人を演じてくれるか楽しみである。

　続いては、未羽の友達「えりちん」役の三浦透子。

　彼女はとにかく演技が達者である。ドラマ『チョコミミ』でのコミカルな役や、『鈴木先生』(ともにテレビ東京)でのシリアスな役まで何でもこなせる女優だ。

　昨年公開された映画『私たちのハァハァ』の舞台挨拶のとき、初めて生で見たのだが、年齢の割に落ち着いた大人の女性といった印象だった。

　そして、もう一人の友人「おじょう」役の古畑星夏。

　清水富美加や内田理央など、今ブレイクしているタレントを多く抱えるレプロエンタエンタテインメントの期待の若手。もともとモデル出身だけあって、端正な顔立ちであるが、演技をしているときの表情が豊かで、実に愛らしい。

　未羽の妹役の石井萌々果にも注目だ。

　もともと子役出身であるため、ドラマの出演は多く、演技もしっかりしている。姉との絡みも多そうで、今回のドラマの中ではダークホースと言ってもいいのではないだろうか。

　最後に、第1話の影の主役でもあった、同じ高校のネットアイドル大西敦美役の八木莉可子。彼女は、今年デビューしたばかりの新人で、全くの未知数である。私も事前には未チェックであった。

　しかし、第1話を見た限りでは、ネットアイドルとして努力をしている姿や、いじめに遭うシーンなど、なかなかの熱演で、今後に期待が持てそうだ。

　何しろ学園ものということで、他にも同級生役などでたくさんの女優が出演している。今後の展開では、エピソードによってピックアップされる人が出てくるかもしれない。未羽のいる3年6組のクラスメイト（座席表）は、公式ホームページで公開されているので、チェックして自分好みの女の子を探してみるのもいいだろう。

（ちなみにこのドラマ、男性出演者の評判も高いようだし、実際いいキャスティングだとは思うのだが、私はあくまで美少女系ライターなので、イケメン君についてのコメントは省略します）

 
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