藤島康介“年の差婚”であふれる「レイヤーと結婚したいんじゃない! 俺(♂)がレイヤー(♀)になりたいんだ」という願望

1606_nekomu.jpg御伽ねこむ公式ブログより

 世間の話題をさらっている、マンガ家・藤島康介と、コスプレイヤー・御伽ねこむの結婚。31歳差という超年の差婚に加えて妊娠も発表されていることから、ザワつくのも当然か。

 何しろ、藤島は『逮捕しちゃうぞ』や『ああっ女神さまっ』(ともに講談社)といったマンガ作品から『サクラ大戦』シリーズ(セガゲームス)などのキャラクター原案まで、今やオッサンとなったオタクたちに青春の悶絶を提供してきた人物である。そんなマンガ家の幸せな話題に、多くのオタクたちは「おめでとう」という言葉を送っている。

 もちろん「おめでとう」という言葉の裏には「ちくしょう、うらやましい」「なんで表のメディアは“エロいレイヤー”と正確に報道しないんだよ!」といった、憎悪やら怨嗟やらが渦巻いているのは当然。誰もが、そうした情念を必死に隠しているがゆえに、一種の気持ち悪さが漂っているのである。

 しかし、そんな憎悪とは別次元の感情を抱いているのが、TSF界隈。TSFとは、本サイトでも、時折紹介している「男だったのに女になってしまったー」というアレである。

 この界隈では、2人の結婚を機に「俺も美人コスプレイヤーと結婚したい」ではなく「俺が美人コスプレイヤーになりたい」という願望が次々と吐露されて、ザワついているのである。

 TSFにおいて、男たちにちやほやされるタイプの女の子になるのは、よく知られた願望のひとつ。18禁作品においても実用シーンに入る前に、そうした描写が挿入される事例は多い。この手の趣味人たちにとって、理想の可愛い女の子本人になって、ちやほやされた挙げ句に男では味わえない気持ちよさを存分に味わってしまうという展開は理想。ゆえに、多くの趣味人たちが「美人コスプレイヤー」になりたいという思いを隠しきれなくなるのも当然である。

 この界隈で、特に評価の高いマンガ家の一人・谷口さんは自身のTwitter(@taniguti_san)で「“俺自身が人気美女コスプレイヤーになる”話はもう谷口は通り過ぎた道だ!」と発言し、注目を集めている。というのも、谷口さんの短編『お持ち帰りコスプレイヤー』では、大人気のレイヤーにTSしてしまった主人公が、裏ではファンサービスの一環で乱交していたレイヤーの代わりを務めさせられてしまい「女の子しゅご~い」という物語が描かれているのだ。

 この作品のようにTSFを愛する趣味人には「レイヤーってのはエロい」という妄想と「そのレイヤーになりたい」という願望が、相当数いる様子。ゆえに、今回の結婚騒動で何かのスイッチが入ったのだろうか。

 誰しも、20歳を過ぎれば、ドラえもんは来ないこと、登校途中にパンをくわえた転校生とぶつかることはないことは知る。しかし、「目が覚めたら美少女になっていた!」という可能性だけには、いつまでも賭けることができるのだ。

 しかし、いざ美少女になるとしても、化粧品とか服とか買うのが大変なので中学生くらいにTSしたいな。ひとまず、適当な服を着て「あの、お母さんがそろそろ化粧しなさいって……」と言って、化粧品売り場に行ってイチから教えてもらいます。
(文=ピーラー・ホラ)

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