傷つきやすいオタクが恐慌! 竹花豊・東京ビッグサイト社長が東京都知事選出馬の意向で……

1606_tokyosennkyo.jpg「東京都選挙管理委員会」公式サイトより

 え、今から新たな「表現規制」を危惧しているのか?

 舛添要一氏の辞職に伴い参院選後の7月14日に告示されることが決まっている東京都知事選(31日投開票)。各政党は、後出しジャンケンをしようと動きを牽制し合っている。

 その最中、元都副知事の竹花豊・東京ビッグサイト社長が立候補を検討していることが報道され「表現規制」の問題に敏感な一部のオタクは、参院選そっちのけで恐怖を募らせている。

 竹花氏は、警察官僚出身。広島県警本部長などを歴任した後、2003年に当時の石原慎太郎都知事に招聘され、東京都副知事に就任した。この時の竹花氏の業績として知られるのが「歌舞伎町浄化作戦」である。これによって、歌舞伎町に軒を連ねていた店舗型の風俗店は、ほぼ消滅することとなった。

 さらに、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改定にも携わり、出版業界の自主規制である雑誌の小口シール止めが実施されるひとつの原因を生み出した。また、現在の東京都青少年・治安対策本部に警察官僚が出向する下地をつくったのも、竹花氏の業績といえる。

 加えて副知事を退任し、警察庁生活安全局長に就任した後の06年には、新たな「表現規制」の始まりと危惧された「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」の委員を務めたことでも知られる。

 こうした経歴ゆえに、多くのオタクから「規制派」の一人と見られていた竹花氏。とりわけ06年の「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」のときの騒動を記憶している人は、竹花氏の出馬の意向に強い危惧を抱いているようだ。

 この研究会は、最終報告書において同人誌についても触れ「業界団体の自主規制については、一定の効果が表れていると考えられるが、自主審査を経ずに制作・販売されているコミック等も多数存在するなど、限界が示されており、十分とはいえない状況にある」という指摘がなされた。

 これらをもとに、ネットでは竹花氏が出馬、都知事に当選すれば同人誌も、コミックマーケットも危機を迎え、秋葉原は壊滅してしまう……といった危惧が流布されている。

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